Product Details
ISBN 10 : 4799318187
Content Description
10年後、今と同じ働き方では生き残れないかもしれないことが不安でしかたがないあなたへ。新しい時代を生き抜くためにいますぐ働き方を更新しよう。どんな人でも、「正しく」努力すれば100万人に1人の存在になれます。
21世紀になって、はや15年。日本社会は「成長社会」から「成熟社会」へ、大きな変化を遂げました。私たちの働き方も、それに合わせてアップデートさせる必要があります。
20世紀の「成長社会」の特徴は、ひとことで言えば「みんな一緒」という感覚が強かった社会。それに対し、現在の「成熟社会」とは、「それぞれ一人一人」に細分化されていく社会です。21世紀になり、人々は分断され、価値観は多様になり、社会は複雑化してきています。
「みんな一緒」の成長社会から「それぞれ一人一人」の成熟社会へ――。これが理解できると、ビジネスチャンスの見つけ方も変わります。
本書では、リクルート社フェローから民間人校長へと転身し、教育界で革新的な挑戦をし続ける藤原和博氏が、21世紀の「成熟社会」を生き抜くための働き方を講義します。
序章にあたる〈ORIENTATION〉では、自分の仕事の付加価値を高め、「信任(クレジット)の三角形」をつくることの意義が解説されます。「信任の三角形」とは、いつの時代にも淘汰されない付加価値の高い仕事をするために、3つのキャリアの「掛け算」によって100万人に1人の希少性ある存在になる、というものです。
続く〈LECTURE 1〉では、「成長社会」から「成熟社会」へ、21世紀に社会がどう変化しているのかを明らかにします。その上で、21世紀という成熟社会において、前章で解説された「信任の三角形」を築き上げるために必要な基礎力である「情報編集力」について解説します。
「状況がさまざまに異なり変化する、「正解」なき「成熟社会」では、自分の頭の中で知識・技術・経験のすべてを組み合わせ、それぞれの状況に合わせて、自分も他者も納得できる「納得解」を導き出す「情報編集力」が必要です。」
〈LECTURE 2〉では、この「情報編集力」を実践的に鍛える4つの方法が紹介されます。「ブレインストーミング」「面接質問」「シミュレーション」「付加価値の問い」のそれぞれについて、様々な例題とともに紹介され、それらを解きつつ読み進めることで、「情報編集力」が自然と鍛えられていきます。
「情報編集力」によって自力で「納得解」を導きだしたら、今度はそれを他者と共有する必要があります。〈LECTURE 3〉では、「情報編集力」を駆使して紡ぎ出した納得解を相手の脳内に直接イメージを映し出すように伝える方法について解説します。
そうして納得解を共有し、他者を巻き込みながら「信任の三角形」を形づくろうとするとき、チームをうまく動かしていくための“マネジメント”が肝になってきます。〈LECTURE 4〉では、経営者のみならず新入社員すらも身に付けておくべき「経営者意識」について解説します。
最後、〈LAST LECTURE〉では、これらの理論を体現してきた著者が自身の半生を振り返るとともに、「信任の三角形」からさらに進んで「信任のピラミッド」をつくろうとする新しい挑戦が紹介されます。
* 本講義は日経BPネット「小さな組織の未来学」で、子どもは「受験サプリ」の未来の教育講座で、それぞれ動画授業がご覧になれます。
【著者紹介】
藤原和博 : 教育改革実践家。杉並区立和田中学校・元校長。元リクルート社フェロー。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校の校長を務める。08年〜11年、橋下大阪府知事特別顧問。14年から佐賀県武雄市アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ニッポニア
読了日:2023/02/03
き
読了日:2021/01/30
nobor0718
読了日:2016/04/10
anco
読了日:2016/12/31
tomo
読了日:2016/03/03
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