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父親になるということ ちくま文庫

藤原和博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480437846
ISBN 10 : 4480437843
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

教育者として知られる著者は、自分の子どもをどう育ててきたのだろうか。会社でのルールやリズム、大人の常識や思い込みを、家庭や子育てに無意識に持ち込んで子どもを犠牲にしていないだろうか―常に自問自答を続ける、成熟社会(=正解のない時代)の父親像を示した話題の書。文庫版特典は、宮台真司氏の書き下ろし。「人生の教科書」コレクション第8弾、シリーズ最後を飾るのは「父親の教科書」。

目次 : 序章 ロンドンにて/ 1章 プレストン通りの12月/ 2章 退学の日、誕生の日/ 3章 ハハジンを探しに/ 4章 パワー先生の通信簿/ 5章 父の勘違い/ エピローグ 帰還/ 文庫版特典エッセイ・子育てによる「親育ち」(宮台真司)

【著者紹介】
藤原和博 : 「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003〜08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008〜11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016〜18年、奈良市立一条高等学校校長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mazda

    著者のイギリス赴任に伴い、4歳の玄くんが現地の学校に入学し、言葉の壁といった苦難に親子でどう対応したか描かれています。玄くんが2,3歳だったら言葉が通じないこともそれほど気にならなかったかも知れませんが、物心ついた彼にとっては、英語を話すクラスメートは宇宙人くらいに感じたことでしょう。公立の学校でしたが、そこにいた先生は少し癇癪持ちで、子供たちを恐怖で支配するタイプ。校長に話すと、そんな先生はうちにはいない、の一点張り。仕方なく転校させるのですが、親として何をするべきなのか、考えさせられます。

  • 鳩羽

    ビジネスマンだった著者が、イギリスで教える仕事に就くことになり、妻と四歳の長男とで渡英することになる。慣れない外国での暮らし、言葉が通じないなかで、どのように暮らしていったかの記録。子育てに正解はない、というのはその通りだと思うが、子育てや父親としてどうあるべきかについて、参考になるかというと首を傾げてしまう。でも正解はないものだし、家族によって、時代によって違うのだから、こんなものかなとも思う。子との関わりを、自分の気づきや成長のための肥やしにしたように見えて、あまり共感できない。

  • Go Extreme

    ロンドンにて プレストン通りの12月: 幼稚園をやめる 年賀状のないお正月 退学の日、誕生の日: 初登校 二男誕生 ハハジンを探しに: 二度目の入学 小石と少年 妻からの手紙 父性の混乱 パンツにウンチがついたとしても May I join in? パワー先生の通信簿: しつけ ゲンが作った飛行機 父の勘違い: 仲間に入れなかった理由 父の威信と息子の自信 帰還 子育てによる「親育ち」(宮台真司)

  • ササーキー

    わかる部分もあるが、この人、全然分かってないのでは、と感じてしまう。この人の本に共感するのは、いったいどういう人なのだろう?反省の方向がイマイチ過ぎて、胸くそ悪い。この本が売れている日本の子どもたちは、本当に可愛そうだ。

  • sucksuckhello

    世に子育てノウハウ本は多いが、この本は子どもを通して成長する父親が主体である。親の思惑はことごとくうまく行かない。子どもの行動を通じて親が気づき学んでいくことでしか、親としての成長はあり得ない。子どもを導きるのでなく、導く過程で子どもに学ばされるような中動的な営みについて記載しれている。これが90年代に記載されているのが驚く。もはや古典になり得る一冊。宮台真司の解説も近年の宮台の論がが濃縮されていてよりお得。

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