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本を読む人だけが手にするもの ちくま文庫

藤原和博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480436672
ISBN 10 : 4480436677
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「本を読みなさい」と言われるが、「どうして、本を読んだほうがいいのか?」という疑問に答えられる人は少ないのではないだろうか。「人生における読書の効能」「読書習慣のつけ方」について、スーパービジネスマンから教育改革実践家に転身を遂げた著者が解き明かす。巻末には、著者厳選の50冊を紹介。さらに、文庫版だけの特典、前田裕二氏の「本を読むことは生きること」は必読エッセイ。これを読んだら絶対にもっと本が読みたくなる、最強の読書論。

目次 : 序章 成熟社会では本を読まない人は生き残れない/ 第1章 本を読むと、何が得か?/ 第2章 読書とは「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること/ 第3章 読書は私の人生にこんなふうに役立った/ 第4章 正解のない時代を切り拓く読書/ 第5章 本嫌いの人でも読書習慣が身につく方法/ 付録 藤原和博の「これだけは読んでほしい」と思う本・50冊

【著者紹介】
藤原和博 : 教育改革実践家。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003〜2008年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008〜2011年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016年〜2018年、奈良市立一条高等学校校長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミライ

    藤原和博さんが、本を読むことについてのメリットについて語った作品の文庫版(文庫版の特典として「メモの魔力」の前田裕二さんによるエッセイを収録)。読書をすることによって知識のインプットを増すことで、クリティカルシンキング(物事を多面的に見れる)が出来るようになり、近年問題になっているSNSなどのデマにも惑わされなくなる。本を読むことは著者の「脳のかけら」を、レゴのように自分の脳にガチャっと嵌めることだという文中の表現がしっくりきた。こういう感覚で本を読むと、著者の考えをよりよく頭に組み込めるような気がする。

  • Roko

    本を読むのが面倒くさいと思っている人は、きっとつまらない本ばかり読んできたのだろうという著者の指摘は、正にその通りだと思います。国語の教科書に載っているような作品の中には、読書好きのわたしでも「つまらないなぁ」って思うものが結構ありましたもの。この本の巻末に著者が薦める本がたくさん上がっていました。特に「ピーターの法則」はみんなに読んでもらいたいと思う本です。

  • kubottar

    グーグル入社試験の話が面白かった。「スクールバスの中に何個ボールが入るのか?」誰でも複雑な数式を駆使して答えを導くのが正解かと思うが、実は文学的な解答でも合格するそうだ。本を読めばそういう発想力も身につくのかもしれない。

  • コニコ@共楽

    タイトルの『本を読む人だけが手にするもの』って何だろうと思う。楽しい時間?幅広い視野?いろいろなものがあるだろう。そんな中で、現代という今、人生を豊かにしてくれるものとしての読書、具体的な能力として訓練するものとしての読書を解説しているのがこの本といえよう。大事なのは、「情報処理力」から「情報編集力」への切り替え、そして「シミュレーションする力」だという。今ある素材をいかに組み合わせ、新しいものを構築していくか、そして次の展開を予想する力が鍛えられるという。附録のおススメ50冊も参考になる。

  • こちょうのユメ

    幸福になるために読書をする。著者はそう言いたかったに違いない。その理由として、1997年から21世紀型成熟社会への移行が始まった。これからの混迷の時代は、自らの幸福論を構築するための教養が必要。つまり、自分の生きる方向を決定する重要な要素となるのだ。その方策は、幸福の追求、時間の有効活用、情報編集力の重要性、行動の変革、アウトプットの重要性など挙げる。そして読書の喜びは「作品は『作家の脳のかけら』だ。その脳のかけらを読者は本を読むことで、自分の脳につなげることができるのだ」という。そういうことなんだ。

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