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ISBN 10 : 4122040639
Content Description
昭和二十年八月九日、ソ連参戦の夜、満州新京の観象台官舎―。夫と引き裂かれた妻と愛児三人の、言語に絶する脱出行がここから始まった。敗戦下の悲運に耐えて生き抜いた一人の女性の、苦難と愛情の厳粛な記録。
目次 : 第1部 涙の丘(駅までの四キロ/ 別離/ 無蓋貨車 ほか)/ 第2部 教会のある町(丘の下へ/ 墓場から来た男/ 歯型のついたお芋 ほか)/ 第3部 魔王の声(親書の秘密/ 赤土の泥の中をもがく/ 凍死の前 ほか)
【著者紹介】
藤原てい : 1918年、長野県生まれ。県立諏訪高女卒業。1939年、のちに作家となる故・新田次郎氏と結婚。43年に新京(現在の長春)の観象台に赴任する夫とともに満州に渡る。敗戦後の45年、新京から愛児を連れた決死の引き揚げを敢行、辛うじて帰国に成功する。その体験を記した『流れる星は生きている』は、敗戦下の苦難の脱出行を活写したすぐれた記録として、戦後空前の大ベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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breguet4194q
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ken_sakura
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