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路上の熱量

藤井誠二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833111294
ISBN 10 : 4833111292
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan

Content Description

人の熱量に触れる―。人間観察の名手が切り取った13人の“放熱者”、その人生の断面。

目次 : 古屋雄作 映像ディレクター―“内なる子ども”の発想力/ 内田良 教育社会学者―「パンドラの箱」を開けた金髪の教育学者/ 清野とおる 漫画家―愛すべきヘンな街・赤羽との出会い/ 松江哲明 ドキュメンタリー監督―マイノリティの視点が切り取った“世界”/ 石川竜一 写真家―路上の熱量/ 松居大悟 映画監督―とめどなき表現への渇望/ 斎藤環 精神科医―異端児の怒りと苛立ち/ 金鐘成 プロサッカーチーム監督―反骨のサッカーボール/ 富田克也 映画監督―バンコクから放った反抗のメッセージ/ 中江美則 元受刑者更生支援団体「ルミナ」代表―被害者遺族だからこそ/ 中村清司 作家―抜きがたき“沖縄”と向き合う/ 岸政彦 社会学者―越境する社会学者/ ドリアン助川 作家―対話“人間を書く”ということ

【著者紹介】
藤井誠二 : 1965年愛知県生まれ。ノンフィクションライター。愛知淑徳大学非常勤講師。高校時代からさまざまな社会活動に興味を持ち参加、フリーランスの立場でさまざまな媒体で書き、話し、伝え、社会とコミットしてきた。『沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち』(講談社・沖縄書店大賞受賞)等、単著・共著・対談本合わせて50冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 阿部義彦

    風媒社より発行。12人の仕事、生き方に対するルポルタージュの様なもの。短くまとまってるがもう少し長いのも悪くないと思ったが、初出が「アエラ」なので成程と思った。知ってる人は斎藤環さんと岸政彦さんの二人だけでした。各々面白かったがやはり、圧倒的に一遍の文章量が少なすぎ、もっと単行本化に当たって増量しても良かったのではないか感が拭えない。アエラのどっちつかずの投げやり感そのママやないかと!ノンフィクションライターとしての実力はしかと、有ると見届けました。長編単著を読んでみたいです。

  • n75

    63.岸政彦先生と斎藤環先生が取材されているので読みましたがほかにも松居大悟さんや松江哲明さんなど気になる方がいて面白かった。最後の助川さんとの対談でも言われているがノンフィクションは100%事実ではなく著者のフィルターを通してバイアスがかかっているので、取材者と被取材者との関係性がにじみ出るということ、つまり藤井さんの人柄が取材対象を通して浮かび上がってくるのだと思う。その通りで、全編通してとても心地良く、著者の真摯な姿勢が伺えてよかったです。

  • ftoku

    様々な分野で活躍する13人の人物ルポ集。『壁を越えていく力』を読んだときも感じたが、これだけのディテールで描かれた人物ルポ集だと、知らなかった他者の生きざまと出会えるだけでなく、今まで関心を持たなかったようなテーマにも意識が向く。 あの亀岡事故の被害者遺族でありながら元受刑者更生支援を行う中江美則氏の章は、ページを読み進める手を止められなかった。

  • デナーダ

    壇蜜のダンナと沖縄かな?

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