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沖縄でも暮らす 「内地」との二拠点生活日記 2 論創ノンフィクション

藤井誠二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846021030
ISBN 10 : 4846021033
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan

Content Description

沖縄から「ヤマト=日本」を見る!沖縄は「内地」とのさまざまな格差のなかで、構造的に劣等に置かれている。そんな沖縄がのんびりしたところだと言うのは幻想だ。人々は生きるために稼ぎ、走り回るように働く。「内地」と沖縄で暮らす筆者が、日々の記録から二拠点の差異を探る。

目次 : 1 取材の日から「やーぐまい」の日々に(バルコニーに野鳥がやってきた/ ひめゆり平和祈念資料館へ ほか)/ 2 沖縄の「多様性」を考える(「ブラック・ライブズ・マター」=「命どぅ宝」/ ホルモンと餃子と刺身と ほか)/ 3 差別され、排除される人々を記録する(ベランダにキジバト/ 下地ローレンス吉孝さんのこと ほか)/ 4 沖縄で暮らす人たちの物語を紡ぐ(「体調がいい!」と叫びたくなった日など一日もない/ フリオ・ゴヤさんの作品 ほか)/ 5 今日も沖縄で暮らすぼくは、どこへ向かっていくのだろう(『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』への違和感/ バイクで国会に突っ込んだ彼のこと ほか)

【著者紹介】
藤井誠二 : 1965年愛知県生れ。ノンフィクションライター。ライターの他にもテレビやラジオ、インターネットのコメンテーターや司会、大学の非常勤講師を務めてきた。沖縄関連の著書として『沖縄アンダーグラウンド―売春街を生きた者たち』(第5回沖縄書店大賞・沖縄部門大賞受賞)、『沖縄の街で暮らして教わったたくさんのことがら』(論創社)。ミックスルーツの女性の人生を描いたウェブ媒体のルポで「PEP ジャーナリズム大賞・現場部門2021」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 二人娘の父

    藤井さんの日記の続編。読んでいる間、ずっと二拠点生活に憧れを抱く。読んでいる本や、観ている映画も重なるところも多く、親近感もさらに増す。次に栄町に行ったら、必ず訪れたい店も数多い。NHKの新日本風土記で那覇の坂道の回があり、録画を視聴。栄町で総菜を売るおばあと、コーヒーやケーキを売る孫たちの様子に、なぜだか涙が止まらなくなってしまった。とりあえず作中、作成が進んでいた「沖縄ひとモノガタリ」を購入したので、読んでいきたい。藤井さん、これからも身体(健康)には気を付けて、飲み歩いてください。

  • ftoku

    沖縄と本土の二拠点で暮らし取材を続ける藤井誠二さんの日記。2020年2月末から2022年3月までがまとめられていて、『沖縄ひとモノガタリ』(琉球新報社)と『誰も書かなかった玉城デニーの青春――もう一つの沖縄戦後史』(光文社)を執筆しているときの内容なので、副読本のようにも読める。ちょうど、コロナ禍が深刻に受け止められはじめた頃の内容なので、話の端々にその影響も感じられる。

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