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ごみ収集の知られざる世界 ちくま新書

藤井誠一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480076526
ISBN 10 : 4480076522
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ごみはどう処理され、最終的に処分されているか、知ってますか? その背景には様々な問題があり、それへの工夫も施されている。現場からみえる課題と未来。

【著者紹介】
藤井誠一郎 : 1970年生まれ。同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了。博士(政策科学)。同志社大学総合政策科学研究科嘱託講師、大東文化大学法学部准教授などを経て現在、立教大学コミュニティ福祉学部准教授。専門は地方自治、行政学、行政苦情救済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    インバウンドで日本に来た外国人は日本の街はキレイと言っているのを聞いたりするが、その影では収集や分別に携わっている人たちがいるからこそだと思う。1970から80年代々は、日本はタバコ全盛期だったので、吸い殻も道端にたくさん落ちていたし、ガムの噛んだ後もかなり多かった。その代わり今度は燃えないゴミがすごく増加している。そして気になるのがこれからの社会。若い人が減少する中で果たしてごみ収集をしてくれる人がいるかどうか。おそらくゴミの有料化は免れない。インフラを維持できるか日本。図書館本

  • けんとまん1007

    ごみ収集を一つのテーマとして、社会を、人の在り様を考える。そもそも「ごみ」とはから、考えた。分別し、町内のゴミ・ステーションに出す。回収され、焼却され、灰が活用される・・ことは、知識として持っている。自販機等も含め、自分なりには気を付けている。しかし、そこに関わる人たちや機関の努力は、なかなか想像するのは難しい。また、そういう人たちへの、謂れなき評価は、考えさせられる。ますます、細分化され、目の前のことしか見えにくくなり、それに慣れつつあることも多い。「エッセンシャル・ワーカー」は死語になったのだろうか。

  • 1.3manen

    ごみの向こうには人がいる。清掃従事者が尽力している(023頁)。だからこそ、分別や思いやりは出す人間の不可欠な配慮であろう。能登半島地震では、避難所からの避難ごみのほとんどは、簡易トイレの汚物(206頁)。清掃職員の衛生環境も劣悪のようだ。。 この本は、偉そうな演説をしている候補者や応援演説の政治家も必読である。

  • たまきら

    読み友さんの感想を読んで。徒歩圏内に大きなごみの焼却場があり、娘とイベントに行ったことがありましたし、清掃員もしていた芸人さんによる実録エッセイを読んだり…と、色々知識は持っているつもりではいましたが、福祉やコミュニティ政策を教える研究者が実体験をもとに書いている本書から伝わってくるものは大きかったです。隅田川の花火大会についても少し言及がありましたが、スカイツリーができた後しばらく、地域のごみ収集が大変だったことも思い出しました。ゴミと地域は表裏一体ー至言です。

  • 特盛

    評価3.3/5。図書館本。車中泊をすることが多く、たった一日でこんなにゴミが出るのか?と思うことがある。生きることはごみを出すことである。ゴミは生活の代謝の結果だ。なのにゴミについては良く知らないな、そんな気持ちで手に取る。本書はゴミ収集の現場にフォーカスを当てたルポタージュだ。ごみの向こうに人はいる、と著者は言う。収集の苦労や収集員への心の無い差別の実情が描かれる。読後、分別ルールを改めて徹底しようと思った。炎天下でごみを集める皆さんには頭があがらない。ご苦労様です、と声を掛けたくなった。

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