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在郷軍人会 良兵良民から赤紙・玉砕へ

藤井忠俊

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000230308
ISBN 10 : 4000230301
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2009
Japan

Content Description

組織運営を担う陸軍の軍隊的価値観と、下部構成員が体現する民衆的価値観との間で揺れ続けた、在郷軍人会。日露戦争後の発足からアジア・太平洋戦争敗戦による解体まで、その矛盾に満ちた全貌を描く初めての通史。

【著者紹介】
藤井忠俊 : 1931年山口県生まれ。「現代史の会」主宰。専攻は日本近現代史・民衆史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • takao

    ふむ

  • なのは

    ドイツの遺族救済のための在郷軍人会と、動員システムかつ軍の下請けでしかない日本の在郷軍人会。中曽根首相『徴兵制にしないと日本の自衛隊は強くならない』彼はこの本を読むべき。志願兵制こそが軍隊の強さ・規律の源だと実感。一兵卒の命を高コストにすれば軍は無謀な作戦【インパール】はできないし、兵士を無駄に磨り潰すドクトリン【玉砕】も考えられなかっただろう。軍隊の士気は軍が兵卒を大事にするか。日本陸海軍は失敗の好例

  • ホンドテン

    図書館で、伊藤(66/19)で召集待機の兵=一般人を意識したため。存続僅か35年の組織の変遷。苦役で鼻つまみ、PTSD的素行不良への対処のため良兵良民善導努力と徒労、5・15以後の政治介入国粋化、事変後の陸軍下請け組織化=役場や国防婦人会にお株は取られっぱなし。対して簡閲もバッくれ軍服も着ない、米騒動など争議や恩給増額運動にも参加する民衆像が浮かび上がる。日露戦から得た発案者田中義一の総力戦戦訓は達成されず、共済組合型を試行した海軍も影が薄い。地方分会の資料収集を鑑みると大変な労作。

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