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大相撲中継アナしか語れない 土俵の魅力と秘話

藤井康生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065395417
ISBN 10 : 4065395410
Format
Books
Release Date
March/2025
Japan

Content Description

大相撲アナとして、1988年から2022年まで本場所中継を担当した元NHKアナウンサー・藤井康生。昭和・平成・令和にわたって角界を見守ってきた唯一のアナウンサーだからこそ語れる、大相撲の魅力とその秘話を余すことなく紹介。この一冊を読めば、大相撲中継を視聴するのがより楽しくなること間違いなし!

<内容>
第1章 群雄割拠!史上まれにみる下剋上!
今、大相撲が面白い!/世代交代の足音ちょんまげでの賜盃/番付は必要なの?/ついにやって来る!最強日本出身横綱の時代/旬を極める伊勢ヶ濱 名門二所ノ関に佐渡ヶ嶽

第2章 大相撲にどっぷり!昭和 ・ 平成 ・ 令和
日本人の心を揺さぶった栃若の熱戦/柏鵬時代こそ番付の確かな時代/颯爽と北の富士、地味に強い玉の海/判で押したように左四つ、輪湖時代/千代の富士というヒーローの出現/若貴ブーム、666日連続満員御礼/モ ンゴルからの刺客 大相撲を席捲

第3章 実録大相撲伝!そこには物語がある
大相撲アナウンサーとして伝えた名勝負三選/寺尾が見せた相撲人生最大の悔しさ そして意地/日本中が感動した「鬼の形相」/モンゴル出身横綱対決 至極の四つ相撲/

第4章 大相撲中継面白解説、 まさかのハプ ニ ング
NHK解説者 とっておきの話/初実況の隣には大相撲解説の名人/人間味溢れる名解説に巧みな表現/双葉山と対戦した最後の現役力士/本名で解説席に座っ た唯一の解説者/放送途中の即興川柳?でお馴染み/北海道出身の元野球少年は話術の達人となる/1年契約のはずがもう四半世紀 ほか

第5章 大相撲中継、 アナウンサーの技
大相撲放送の深みと重み/大相撲アナウンサー 感性と感覚/テレビ中継でのコメント/解説者との会話/先人を超える工夫/実況の極意必須のアイテム/歴史としきたりの伝承者

第6章 知れば興味は膨らむ大相撲!歴史としきたり
壮絶すぎる大相撲の始まり/まわしは高価なユニホーム/土俵は四角だった?/「土俵入り」と「横綱土俵入り」/所作にあふれる専門用語/なくてはならない「塩」と「力水」/力士にだけにはマゲを残そう/様式美、吊り屋根と房/仕切りと立ち合い、阿吽の呼吸/勝負審判と物言い/懸賞今昔物語/番付は金庫に厳重に保管/一日の結びは弓取式 ほか

第7章 大相撲は変わりすぎた?力士の大型化に待った!
最近の力士は大きすぎませんか?/技も決まり手も時代につれて変遷が見られる/抜本的な改革を

第8章 伊勢ヶ濱親方は語る
対談:伊勢ヶ濱親方×藤井康生

終章  大相撲への期待
大相撲に望むこと

【著者紹介】
藤井康生 : フリーアナウンサー(元NHK エグゼクティブ アナウンサー)。公益財団法人日本相撲協会記者クラブ会友 JRA日本中央競馬会記者クラブ会友。昭和32年1月7日生まれ 岡山県倉敷市出身 岡山朝日高校〜中央大学法学部卒。令和4年5月1日学校法人大阪学院大学特任教授に就任。NHKアナウンサーとして43年間、おもにスポーツ放送(大相撲、競馬、水泳など約30種)を担当。《大相撲》昭和59年名古屋場所から約38年間担当。平成13年夏場所千秋楽、貴乃花が膝を脱臼しながら武蔵丸に勝ち、鬼の形相となった一番や、平成20年初場所千秋楽の朝青龍、白鵬両横綱の大熱戦などを実況(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • fwhd8325

    NHKの相撲中継は北出さん、杉山さん、そして藤井さんと引き継がれてきたと思います。藤井さんは解説者とのかけあいも楽しく、先輩アナウンサーとは違う楽しみがありました。私自身も相撲が大好きで、なれることなら力士になりたかったくらいです。今の相撲ももちろん楽しいけれど、昔の相撲はもっと美しかった。藤井さんも同じようなことを書かれています。相撲ファンならきっとたのしめます。

  • drago @地震対応中。

    令和7年名古屋場所の千秋楽に読了。 ◆長い間、NHKの大相撲中継を担当してきた藤井アナならではの、レア情報を知ることができるとともに、藤井氏の「大相撲愛」が溢れる一冊。 ◆力士の体が大きくなり過ぎ、「はたき込み」「突き落とし」「引き落とし」等、前にバッタリ倒れる相撲が多すぎる現状に対する提言には、私も同感。 ☆☆☆+

  • のびすけ

    大相撲中継の藤井アナが長年見つめてきた相撲界のアレコレ。藤井アナが実況した名勝負、解説者とのエピソード、中継アナならではの裏話、相撲界への提言、先代伊勢ヶ濱親方との対談などなど、興味深いお話しが盛りだくさん。力士の大型化への苦言についてはほんとその通り。力士たちは体を大きくすることのメリット・デメリットをちゃんと理解して、自身の体の管理をしてもらいたい。

  • おかむら

    大相撲中継を見るようになったのはつい2年ほど前からなので、実況藤井アナと解説北の富士さんのコンビを知らないことが悔やまれる…。相撲の歴史や名勝負、実況のコツや解説時のハプニング、相撲界への提言まで、やはりNHKアナなので節度を守った真面目な内容。貴闘力のぶっちゃけ暴露本とはだいぶ違うわ。力士の大型化に懸念を抱いてるけど、この何場所かなんとなく幕内に小兵力士が増えてきたような気もするから、若碇とか三田とか朝紅龍とか、ちっこい力士頑張れ!

  • おい

    筆者は元NHKのアナウンサーで今も相撲に関わっている人なので、秘話はさほどでもないが、相撲の伝統に基づく所作等については造詣が深く、勉強になった。挿絵等があるとより理解が深まったのでは。 ★★★

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