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教養としての量子コンピュータ

藤井啓祐

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478122266
ISBN 10 : 4478122261
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2025年は「量子力学100年」記念の年である。日本科学未来館では、2025年4月から「量子コンピュータ」に関する常設展示を新たに公開した。さらに「大阪・関西万博」では、量子コンピュータについての企画展示がされた。「量子力学100年」である今年は、特に量子コンピュータへの関心が高まり、話題になっている。

いまChatGPTやGeminiなど生成AIの利用が当たり前になりつつある。しかし、10年前までは、生成AIを一般の人が扱うようになるとは誰も考えていなかった。量子コンピュータが生み出すものは、生成AIと同様、当たり前に使われるようになると著者は語る。

量子コンピュータの実用化に向けて、GoogleやIBM、Microsoft、富士通などの企業や、世界で多くのスタートアップが動き出している。量子コンピュータが実用化されることで、ChatGPTより賢いAIや量子医療、人工光合成などが実現するようになる。遠い話に感じるかもしれないが、量子コンピュータの実用化によって、私たちの日常やビジネスシーンが大きく変化する可能性は高い。
そんな日常の変化、社会の変化においていかれないためにも、量子コンピュータを教養として身につけることは今後求められるようになるだろう。

本書は、大阪大学教授である藤井啓祐氏が、量子コンピュータの歴史から最先端の研究、量子コンピュータが実現した未来まで、明快に伝える入門書である。
研究の最前線に立つ著者の知見を活かし、量子コンピュータについて余すことなく面白くまとめた一冊となる。

【著者紹介】
藤井啓祐 : 大阪大学大学院基礎工学研究科教授。大阪大学量子情報・量子生命研究センター副センター長。理化学研究所量子コンピュータ研究センターチームリーダー。株式会社QunaSys最高技術顧問。2011年、京都大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。専門は量子コンピューティング。工学と理学、情報と物理の間に興味をもち研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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