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ISBN 10 : 4184092349
Content Description
本著では、社会構成主義、非認知的能力、社会関係資本の3つの概念を手がかりに、「主体的・対話的で深い学び」を通して育むべき「資質・能力」を、「熟議する誠実な対話力」「課題達成に向かう確かな情動力」「人的な互恵的つながり力」として捉え、それらを育むための問題解決学習の指導法について提案しました。
目次 : 第1章 「知識基盤社会」に求められる学び(「知識基盤社会」とは/ 「産業基盤社会」における学校の役割と学習指導/ 平成29年版の学習指導要領の「新しさ」)/ 第2章 社会構成主義―熟議する誠実な対話力(社会構成主義とは/ 「主体的」な学び/ 「対話的」な学び/ 熟議する誠実な対話)/ 第3章 非認知的能力―課題達成に向かう確かな情動力(「社会的・情動的コンピテンシー」/ 「深い」学び/ 情動のサポーターとしての教師)/ 第4章 社会関係資本―人的な互恵的つながり力(親密で互恵的なインフォーマルなつながり/ 「主体的・対話的で深い学び」の役割と可能性/ 「社会に開かれた教育課程」の実現)/ 第5章 「資質・能力」を育むための教師の立ち位置(教師に期待される役割/ 教師の授業実践者としての「資質・能力」)
【著者紹介】
藤井千春 : 早稲田大学教育・総合科学学術院教授、博士(教育学)。1958年千葉県生まれ。同志社大学文学部卒業、筑波大学大学院博士課程教育学研究科修了。大阪府立大学総合科学部助手、京都女子大学文学部専任講師、茨城大学教育学部助教授などを歴任。平成30年版「高等学校学習指導要領解説 総合的な探究の時間編」作成協力者、文部科学省「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」企画評価協力者。専門は教育哲学(ジョン・デューイの哲学と教育学)。全国各地の学校の校内研究に参加し、年間100時間を超える研究授業から得られた子どもの学びの具体的な姿を基に、学習指導と生活指導とを統一的に指導・支援する学習法について研究している。社会科の初志をつらぬく会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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