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死が消滅する社会 遺品整理業をめぐる死とモノの社会学

藤井亮佑

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862833853
ISBN 10 : 4862833853
Format
Books
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

近代化で死別や看取りはいかに変容したのか。遺品整理業へのフィールドワークからエスノグラフィーを描き出し、そこに死の個別化を見出す。補論で死のゲゼルシャフト化に抵抗する試みの紹介も。

【著者紹介】
藤井亮佑 : 1993年滋賀県出身。関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学、社会学博士。現職:関西学院大学・大阪産業大学非常勤講師ほか。関西学院大学大学院社会学研究科研究科研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • Go Extreme

    死の社会学:死の社会的意味 医療化 商品化 終活 遺品整理業 共同体の死 個別化 悲嘆のプロセス 死の象徴 遺品整理と社会:遺品の価値 物象化 供養と処理 社会的交換 家族の変容 孤独死 法的枠組み 生活の痕跡 死後の経済 遺族の心理 現代の死の変容:核家族化 高齢化社会 死の公私化 追憶の秩序 社会的絆の希薄化 健康寿命 生命の延長 支援ネットワーク デジタル遺品 生活史 文化と死:葬送儀礼 宗教と死 アートと死 死の表象 記憶の継承 慣習の変化 終末期ケア 社会的適応 共同体の記憶 死の経験

  • Tamler

    博論本。遺品整理業への分析を通して現代社会における死の意味の変容を論じたもの。遺品整理の現場を参与観察した4章は読み応えあり。ゲマインシャフト的共同体では死者は生活空間に密着した家財道具に意味付与されていたが、ゲゼルシャフト的な単独世帯ではそうしたモノが消失する。この時、遺品は廃棄物か中古品かのいずれかになる。著者はこれを「死のゲゼルシャフト化」と呼び、単独世帯や夫婦だけの世帯の増加に伴いこの事態はさらに進行すると結んでいる。(ところで180頁弱の本で約5千円とは、いくら博論本とはいえ高すぎでは...?)

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