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右手にミミズク フレーベル館文学の森

蓼内明子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784577047316
ISBN 10 : 4577047314
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

おれ、大城戸丈。六年生になった今でも、右と左がわからない。でも、転校生の北沢実里にかいてもらった右手のミミズクが、おれに力をくれたんだ。第一回フレーベル館ものがたり新人賞大賞受賞作。

【著者紹介】
蓼内明子 : 児童文学同人誌『ももたろう』同人。『右手にミミズク』で第1回フレーベル館ものがたり新人賞大賞受賞

nakaban : 絵画を中心に、挿絵やアニメーションなど幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    大城戸丈(おおきどだける)は6年生だけどミギとヒダリがわからない。秘密にしてたけど、親友の東島恒(ひがしじまこう)と田村壮司(たむらそうし)にもばれて、じいちゃんにもバレバレだった。でも、転校生の北沢実里(きたざわみのり)に右手にミミズクを書いてもらうと、勇気がわいてきた。▽お手上げ会議「みんながなにかに悩んだときは、その悩みをひとりで抱え込まないでほしい」▽児童書よりのYA。主人公とその友人たちが生き生きしてて楽しい。じいちゃんがいい味出してる。スポーツカーよかった。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    お気に入りさん達のレビューに惹かれて手に取った。6年生になっても左右が分からない主人公の丈。区別がつくようにと転校生のミノリが書いてくれた右手のミミズク。そこから物語は始まる。人に相談するのは簡単そうで難しい。でもお互いの悩みを分かち合い解決していくために、歩み寄る事の大切さを感じた。出てくるキャラクターがとても良くて、特にじいちゃんが一番いい。文章も情景が浮かぶような感じで一気読みでした。

  • ぶんこ

    とっさには左右の区別がわからない小6のタケル。とっつきにくい転校生のミノリが右手に油性ペンで描いたミミズク。そのパワーがクラス全体に拡がるところや、クラス担任の持田先生がいい味出していました。そしてタケルのおじいちゃん最高。このおじいちゃんがいての大らかで人懐っこいタケルでしょう。世の中「セーカイ」を声高に言うのはきつい。ミノリのお父さん、お母さんも辛いけれど子どもはもっと辛い。ミノリがタケルやおじいちゃんと親しくなれて本当に良かった。リクが可愛い。

  • あじ

    丈(たける)には悩み事がある。それは“右”と“左”が瞬時にして判断出来ないこと。「そっちじゃないってばー」なんて言われると、パニクってしまうのだ。丈は友達に告白することにした─。ひとりで抱え込まないでみんなに相談してみよう、意見を交わすほど解決の道は開けるはず。級友らと育むミミズクの輪が健全で好ましい。空気を読まない父親、頼りになる祖父、子供の意見を傾聴する教師、子供を取り巻く大人環境の描写に注目だ。◆最新刊を読んでいて作者の事が気になりだす。本書がデビュー作。フレーベル館の新人賞大賞を受賞している。

  • イチイ

    右と左がわからなくなってしまうことのある小学生の男の子が、目印として右手にミミズクの絵を描いてもらったことをきっかけに、気になっていた同級生の女の子と交流を深めていくという児童向けの小説。女の子が抱える家庭の事情が明らかにされつつ、ふたりが在籍するクラスのテーマでもある「つながり」を育むことで、それぞれの困難に立ち向かうことができるようになっていく。左右がわからなくなってしまうという設定がそうした展開にあまり絡まないのが惜しい。

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