Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• 絵本専門士　おはなし会　芽ぶっく　

  読了日：2020/11/24

  地雷廃絶キャンペーン絵本のシリーズ（地雷ではなく花をください）全5巻のなかの1冊。うさぎのサニーちゃんが、世界の地雷問題について教えてくれます。こちらの絵本はシリア、ヌーラちゃん・ルカイヤちゃん・アリーくんを通しての現状（2016年現在）を伝えてくれています。私たちに何が出来るのか、小さなことでも行動することが、一人の命や身体を救ってくれます。地雷問題は、故ダイアナ元妃を思い出します。彼女の行動が地雷問題を取り上げてくれなかったら、遠い異国の国の他人事だったように思えます。

• とよぽん

  読了日：2017/04/16

  今、化学兵器の使用で問題になっているシリア。民主化を求める運動が、政府と反政府の内戦になってしまった。国民不在の争い・・・国内の避難民、トルコやドイツなど国外への難民、だれも幸せになってない。子供たちも常に飢えと恐怖にさらされ、親兄弟を亡くし、学校にも行けない。外で遊べば地雷に吹き飛ばされる。民主化を求める運動が内戦に発展するとは、本末転倒。そこに乗じて手出しをする大国も、違う。この絵本を多くの人々に読んでほしい。

• 遠い日

  読了日：2016/10/01

  内戦、地雷、難民。厳しいキーワードが並ぶ。でも、子どもたちは生まれた国シリアを愛している。いつか平和が訪れることを切に願っている。希望を捨てていないことに、胸が熱くなる。

• みーちゃん

  読了日：2021/07/25

  少しシリアについて、理解した。

• Gasse

  読了日：2018/07/01

  サニーちゃんはシリアに行く。だけど、サニーちゃんは傭兵じゃない。ISに感化されたイスラム過激派ワナビーでもない。ラングレー勤務者でもなければ、モスクワの礼儀正しい人でもない。文章を書いているのは、AAR Japan（難民を助ける会）代表の長有紀枝（立教大教授）。旧ユーゴ紛争でAAR代表として活動し、地雷禁止国際キャンペーンにも関わった筋金入りの国際協力のプロフェッショナル。彼女が、2010年代最大の人道危機のひとつ、シリア危機を子どもにも分かるように書いた本。大人だって、忘れることなんて許されない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します