Books

闇中問答 Php文芸文庫

葉室麟

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569905259
ISBN 10 : 4569905250
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

葉室麟がデビュー前に執筆した未発表原稿発見! 織田信長出生の秘密に迫る中編「闇中問答」にエッセイなどを加えた文庫オリジナル。

【著者紹介】
葉室麟 : 1951年、福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞してデビュー。2007年、『銀漢の賦』で松本清張賞、12年、『蜩ノ記』で直木賞、16年、『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で司馬遼太郎賞を受賞。2017年12月23日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • あすなろ@no book, no life.

    書店面陳にて購入した一冊。故葉室麟氏の未発表中篇を軸にした最新刊である。氏の未だ葉室麟になる前の信長観を記しているとの事でこれだけ見れば購入せずにはいられなかったのである。確かに独自の信長観である。ネタバレしてしまうのでそれを書けないのでは残念であるが、確かにこの独自視座を用いれば飛び抜けた信長像が頷ける。一方で些か強引さもあるが、そこは若き筆の為せる技という事で。その他、収録エッセイや長めの解説含め、薄いが愉しめる一冊となっていた。

  • ケンイチミズバ

    ノブナガの出自を知ってしまった者はことごとく狩られた。 本願寺も豪商も配下の大名も宣教師も親族すら。中には逃げ延びた者も。そしてロレンソが仄暗いあばら家で恐る恐る語る相手の武将は誰なのだろう。創作の面白さで一気読み。本能寺の変がなぜ起きたのか、こんな解釈も楽しい。当時、日本からは鹿児島から輸出されていた。戦で荒廃した村で生き残ったものの雇われ足軽や人買いに攫われた日本人が東南アジアまで売られた時代がある。逆に、外国人が交易で遊女として輸入されたり、船の難破、漂流で辿り着いてそのまま居ついた例もあるという。

  • カッパ

    織田信長を語る物語は面白い

  • kazu4

    本当に久々の葉室麟の世界。 やはり、葉室ワールド大好きです。 まだまだ活躍し続けてもらいたかった文豪でした。

  • のら

    著者がデビュー前に書いた作品が発見されたと少し前にニュースになったが、本書がその作品。信長周辺の人々に対する聞き取りから徐々に信長の出生の秘密が明らかになる作品で、70頁ちょっとの作品ながら緊張感があり新たな信長像に出会えた。本書には併せて2017年に発表されたエッセイ『信長を天下人へと導いた男』が掲載されている。ここでいう男とは明智光秀のことであるが、著者の光秀観がNHK大河『麒麟がくる』で描かれた光秀像と非常に似通っており、興味深く感じた。サクッと読めます。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items