Books

影踏み 鬼新撰組篠原泰之進日録 文春文庫

葉室麟

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167909376
ISBN 10 : 4167909375
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2017
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 優希

    大好きな新選組ものでした。伊東甲子太郎を慕って新選組に入隊した篠原泰之進。彼の目を通して描かれる新選組の栄光と崩壊の歴史に引き込まれました。動乱の日々を力強く駆け抜けた半生と言っても良いでしょう。

  • Gotoran

    伊東甲子太郎を慕い新選組に入隊、後に伊東とともに新選組を脱退した久留米藩士、篠原泰之進。その目を通して新選組の隆盛と凋落を見る、伊東が近藤らに暗殺された後、相良総三の赤報隊に身を投じるも官軍に弊履の如く捨てられる、と云う疾風怒涛の半生が描き出されている。あまり描かれることのない新選組の志士からのユニークなスローリーで、しかも読み易い文体で一気に読ませてもらった。他の葉室作品、同様、清々しさ、切なさをも感じられ、愉しく読むことができた。

  • けやき

    篠原泰之進の話。新選組→御陵衛士→赤報隊という経歴。赤報隊に新選組が参加してたと聞くと不思議に思うかもだけど御陵衛士だったら納得かもね。といっても赤報隊の相楽総三とはそこまで関わらなかったようだけど。これも新選組の物語。

  • えみ

    自ら行ってきたこと、いくらでも時世を言い訳にできるし、誠忠に生きた結果だと胸を張ることもできる。だけど正当化しない斎藤一の言葉にどこまでも地獄を奔った漢の深みと重みが滲み出ていて葉室氏版「斎藤一」まで私を殺しに来てる!と主人公が篠原泰之進であることも忘れて、ひたすら斎藤の思考に想いを馳せて楽しみつくした。それにしても篠原から見た新選組が描かれるのは珍しかった。複雑な時世や紆余曲折の志向があったとしても最終認識は、新選組を裏切り、近藤勇を撃った仲間という「敵」である。ただ、その敵にも正しい生き方があった。

  • 如水

    幕末新選組に加入した篠原泰之進。実在の人物でかなりの手練れだった様です(史実で会津、北越戦争位迄従軍。維新後永世禄を貰っている)。その泰之進の半生をロマンスと狂気に溢れた?御話しになっているのが本作品で中々面白かったです。題材にも出ている『影踏み鬼』。子供の遊びで泰之進も作中で子供と遊ぶ姿が描かれてます。が、「人の死の影を踏んで歩む鬼」である事を新選組加入後、自覚し始める泰之進。ほのぼのとした描写から血が舞う幕末描写のギャップが何とも言えません。因みに近藤、土方は本作では完全な悪役です💧そんな所も〇

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items