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ズームバック×オチアイ 過去を「巨視」して未来を考える

落合陽一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140818855
ISBN 10 : 4140818859
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

混迷からの「回復」を探る新しい未来予測。ペスト、世界恐慌、オイルショック…いまこそ過去を振り返れ!NHK人気番組初の書籍化!世界の知見、オードリー・タン、マルクス・ガブリエルとの特別対談も収録。

目次 : 第1部 「半歩先の未来」を考える(ニューエコロジー―消えたバイソン、ペスト禍から見えてくる新しい「自然との関係」/ ニューエコノミー―世界恐慌中の“奇跡”から起死回生の「経済システム」を探る/ 「自粛」の半歩先―マスクをする日本人。日本的空気と同調圧力の「可能性」/ 「教育」の半歩先―古代ギリシャの教えをもとに、これから求められる人材を考える)/ 第2部 「大回復」への道 社会編(まったなしの「環境論」―かつての「公害大国」日本、考えるべき緊急課題/ ウィズコロナ時代の「生と死」―デジタルテクノロジーが生みだす“新たな弔い”/ 暴走する「大衆」、動かす「大衆」―100年前の哲学者が導く「大衆」の真の力/ 「新しい生活様式」における「孤独論」―ソーシャルディスタンスが生んだ新たな「孤独」/ ニューノーマルの「世代論」―“老害”と“イマドキの若者”。「世代」の壁を乗り越える)/ 第3部 「大回復」への道 カルチャー編(炎上する「言葉」―暴走するSNSの言葉、多様性が生む深淵なる言葉/ 新時代の「会社」―「サスティナブル経営」世界一の企業で継承される「愉快」の精神/ 「ゲーム」が切り拓く未来―ゲームのテクノロジーは人類の福音となるか?/ 危機の時代の「アート論」―不要不急?いまこそ「アート」が必要だ!/ 「祝祭」を取り戻すために―「リモートでは満たされない」身体性への回帰)

【著者紹介】
落合陽一 : メディアアーティスト。1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。現在、筑波大学図書館情報メディア系准教授/デジタルネイチャー開発研究センター、センター長。ベンチャー企業や一般社団法人の代表を務めるほか、政府有識者会議の委員等も歴任。メディアアーティストとして個展も多数開催し、EUのSTARTS Prizeやメディアアート賞のPrix Ars Electronicaなど国内外で受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • breguet4194q

    いいタイトルです。しかし、テクノロジーを扱う書籍は、悠長にまとめてちゃダメだと思うのです。番組はR2.6〜R3.6に放映されたもので、出版が今年の1月です。これではもったいない。興味深いチャプターがありました。ソニー、パナソニック、ホンダの業績などを取り上げ、「愉快」に仕事に取り組む姿勢を分析してます。私の職種からは、真逆とも言えるアプローチですが、何故かヒントがありそうで、ワクワクするのです。気づかなかった視点が開けてくる。今は開いてなくても、そんな予感がする。本当に「温故知新」て大事だなと思いました。

  • けんとまん1007

    番組をある程度、視聴していたので、その時のことが蘇ってくる。通して読んでみることで、その期間の社会状況の変化が、違った側面から感じ取れる。「分かりにくいものは、分かりにくいものです。考えるところから一緒にやりましょう」。「わかる言葉より意義深い言葉を」のフレーズがこころに響く。そして、オードリータンさん、マスクルガブリエルさん、奥田知志さんとの対話がいい。

  • ヒデミン@もも

    講演会の前に読むはずが講演後になる。この番組は見てなかった残念。オードリー・タンさんと対談が良かった。台湾の閣僚のピンクマスク事件。こんな頭の柔らかい政治家がいる国に憧れる。コロナ禍で世代の世界の分断が濃くなったと思っていたが、みんな平等に病気に罹る。0から始まるって、考え方次第。知らない英語が多くて悩ましい。アーリーアダプター(飛びつく人)、コンヴィヴィアリティ(共に生きる)、プリュリバース(多元的世界)↔︎ユニバース、ポリティカルコレクトネス(政治的正しさ)。茨木のり子さんの詩集を読んでみよう。

  • 岡本 正行

    読み終えて数日経過すると、はて、この本は、どんな本だったかななんてことを思ったりする。印象が薄いわけではない。NHKのドキュメンタリーについての制作に関する本だから、本来、その番組を観て、そのベースとしての考え方を理解するべきであろう。番組を観ずして、その前段階を考えるのは本末転倒だった。しかし、本自体は、面白い。いろいろ考えさせられるし、他への応用へも効く。文章も柔らかく、読みやすい、平易に記載していある。文章力はたいしたものだと感心する。ドキュメンタリーを創る人の実力はたいしたものだと感心する。

  • Tenouji

    人間は過去も同じようなこと繰り返している、とみるか、少しずつでも改善していこう、とするのか…

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