Product Details
ISBN 10 : 4121025342
Content Description
「馬」の字からはタテガミをなびかせ走るウマの姿が見えてくる。しかし、「犬」からイヌを、「象」からゾウの姿を想像することは難しい。甲骨文字から篆書、隷書を経て楷書へ―字形の変化を丹念にたどると、祭祀や農耕など中国社会の変化の軌跡を読み取れる。漢字がもつ四千年の歴史は、捨象と洗練と普及の歴史なのだ。本書では小学校で習う教育漢字を取り上げた。眺めて楽しい字形表から漢字の歴史が見えてくる。
目次 : 序章 漢字の歴史/ 第1章 「馬」のたてがみ、「象」の鼻/ 第2章 「本末」は、転倒している/ 第3章 「人」は、一人で立っている/ 第4章 古代文明の「宮」殿、馬「車」/ 第5章 意外な親戚、「同源字」/ 第6章 他人のそら似、「同化字」/ 第7章 古代人も迷った、「字源説の変化」/ 終章 タイムカプセルとしての漢字
【著者紹介】
落合淳思 : 1974年愛知県生まれ。立命館大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(文学)。現在、立命館白川静記念東洋文字文化研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さとうしん
読了日:2019/03/20
ちはや
読了日:2019/05/06
terve
読了日:2019/04/29
Fumitaka
読了日:2022/06/19
shouyi.
読了日:2019/10/22
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