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熊神とカパラペポンス

萱野茂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784338081436
ISBN 10 : 4338081430
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ある日、心のうつくしいアイヌにうたれた熊神は、そのアイヌ家にまつられた。おどりをはじめた村人のなかに、とても上手におどる1人の男がいた。熊神は、神の国へ帰ったあとも、その男が誰のか知りたくて…。

【著者紹介】
かやのしげる : 1926年北海道平取村二風谷に生まれ、アイヌ語を母語として育つ。アイヌ文化の伝承と研究に務める。’75年菊池寛賞、’89年吉川英治文学賞、’93年北海道文化賞などを受賞。アイヌ民族初の参議院議員として「アイヌ文化振興法」の成立に尽力。’01年総合研究大学院大学博士(学術)号を取得。萱野茂二風谷アイヌ資料館館長

いしくらきんじ : 香川県丸亀市出身。東京芸術大学卒業。『たなばたむかし』で’80年第27回サンケイ児童出版文化賞美術賞、『おばあちゃんがいるといいのにな』で’95年(第1回)日本絵本賞、第5回けんぶち絵本の里大賞、’01年『パヨカカムイ』で第6回日本絵本賞、’02年『空ゆく舟』で第16回赤い鳥さし絵賞を受賞。そのほか絵本に『火の雨 氷の雨』(’01年厚生労働省児童福祉文化賞)『アイヌとキツネ』『人魚姫』など多数。山脇美術専門学院講師。絵本の会『彗星』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • モリー

    アイヌ語を母語として育った萱野茂さんが、昭和50年に木村ちるさんから聞き取った昔話(ウゥェペケレ)を石倉欣二さんと二人三脚で絵本に仕立て直したもの。アイヌには神と人間の絆を大切にする文化があるのですね。これまでに私は、アイヌの昔話を読む際、熊=神のように捉えることがあったのですが、それは少し違うかもしれません。熊≒神様の乗り物という捉え方の方がアイヌ(人間)と神との絆を理解しやすいと感じました。引き続きアイヌの昔話を読んでいきたいと思います。石倉欣二さんの美しく力強い絵が魅力の絵本でもあります。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    グループ交流会おすすめ絵本  アイヌの昔話【ひまなこなべ】と同じ内容

  • ヒラP@ehon.gohon

    カパラペポンスという鍋の神様は、アイヌの人々がものを大切にすることから生まれた神だと語られます。 「道具を大切にしなさい。そうすれば道具の神様が恩返ししてくれます。」 様々な土産をもらって神の国に帰る熊は語ります。 アイヌの昔話だとのことですが、自分たちが食べている生き物への感謝、道具を大切にすること、学ぶことは多いと思います。

  • river1031

    アイヌの方々の万物を大切に扱う気持ちがすごいなと思いながら読んだ。あれ?なんかこの話しってるぞ。もしや、「ひまなこなべ」と一緒?確認したらどちらも萱野茂さんでした。イラストが違うと雰囲気がガラッと変わるけどこちらも好きだ。

  • ikue.

    お鍋の神様なんて!優しくて可愛いストーリーだな。

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