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ISBN 10 : 4087206300
Content Description
3.11で我々に突きつけられたのは、文明の限界である。人間がテクノロジーによって自然を飼いならし、開拓し続けることには限界があり、終わりなき成長は夢でしかないと露呈した。早晩、世界が直面するであろう文明の壁に真っ先にぶつかった日本。国家と資本主義の構造を原理的に問い直してきた哲学者と、リスクと社会の相互作用を論じてきた科学史家が、天災・テクノロジー・エネルギー・経済成長の関係を人類史的に読解しながら、日本が描くべき新しい時代へのヴィジョンを提示する。
目次 : 第1章 天災が日本人をつくってきた(存在論としての3.11/ 地震のない時期に発展してきた日本 ほか)/ 第2章 テクノロジー・権力・リスク(テクノロジーと農耕の始まり/ 農耕はアリ地獄? ほか)/ 第3章 テクノロジーはどこへ行くのか(テクノロジーを放棄することはできるのか/ 技術の問題は技術で解決するしかないのか ほか)/ 第4章 エネルギーと経済のダイナミズム(二つのエネルギー危機/ 化石エネルギーが経済成長をもたらした ほか)/ 第5章 国力のパラダイム・シフト(徳川期のエネルギー・マネジメント/ 領国の真の意義とは ほか)
【著者紹介】
萱野稔人 : 1970年生まれ。津田塾大学国際関係学科准教授。哲学博士。パリ第十大学大学院博士課程哲学修了
神里達博 : 1967年生まれ。東京大学大学院工学系研究科特任准教授。専攻は科学史・科学論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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はるわか
読了日:2016/08/24
Bartleby
読了日:2012/07/26
ジュール リブレ
読了日:2012/03/01
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読了日:2012/03/12
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