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小さな農場の公式(仮)信州北八ヶ岳・のらくら農場のチーム経営術

萩原紀行

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784495540814
ISBN 10 : 4495540815
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan

Content Description

スタッフ、農家仲間、取引先と一緒に課題を解決する。作りたいものを作っていたらスタッフと取引先が増えて就農20年で20倍に成長。野菜の「質」にこだわりながら「量と納期」も追求する。のらくら農場の経営の公式。野菜の旨味を味わうまかないレシピ付き!

目次 : のらくら農場の野菜の旨味を味わうまかないレシピ/ プロローグ のらくら農場の1日と四季/ 第1章 農場を作る―営業マンから山奥の農家へ/ 第2章 のらくら農場 経営の公式―実践する中で見つかった僕らのスタイル・強み/ 第3章 のらくら農場 畑の公式―土壌と栄養価を数値化し、作業を形式知にする/ 第4章 のらくら農場 チームビルディングの公式―一緒に問題解決する仲間になるために/ 第5章 未来への公式―のらくら農場の未来とこれからの農業界

【著者紹介】
萩原紀行 : のらくら農場代表。1971年、千葉県松戸市生まれ。大学卒業後、東洋エクステリア(株)(現LIXIL)に営業職として勤務。後に妻となる彼女に触発され、農業に関心を持つ。持ち前の行動力で農業に突き進み、サラリーマンを辞め、埼玉県小川町の霜里農場で11ヶ月、住み込み研修を受ける。1998年、長野県八千穂村(現・佐久穂町)で就農し、夫婦2人で75aから小さく農場をはじめる。現在は約7.5haで約50品目の作物を有機栽培。ハイシーズンには16名ほどのチーム(組織)で運営。これまで農家ごとの暗黙知だった栽培技術を形式知にすることで生産性を向上。さらに生産者同士の集合知へと発展させることで、付加価値の高い事業モデルの構築に取り組む。2014年、「TED × SAKU」で「集合知の農業へ」を講演し、反響をよぶ。2019年、「オーガニック・エコフェスタ」で開催される栄養価コンテスト(一般社団法人日本有機農業普及協会主催)では3部門で最優秀賞を獲得し、総合グランプリを受賞。2020年はケール部門で二連覇。農業界のイノベーターとして、消費者・商業者から注目と共感を集めている。妻と二男一女(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    まさにチーム経営。情熱で始めた農業をビジネスとして経営しているお姿は、家族経営だったり個人路線にならざるを得ない有機農業の世界で、とても心強く新鮮でした。金子さんの農場にはミツバチの関係でお邪魔していた時期があり、農場にいつもいる熱意ある若い人たちの中に著者もいたのかなあ、と思うとなんだかほほえましかったです。「安全な食べ物」をさらにSDGs化し、より付加価値をつけて利益を得るー好機到来。ぜひ耕作放棄地を利用し、新たなアグリビジネスを!…平飼い卵をすべてのお店で買えたらいいな。

  • ちぃ

    スローライフとは異なる農業のリアル、ベンチャー的ビジネス志向が面白く、するする読めた。「せめて〜はやろう」というマインドセット、ご機嫌で仕事すること、どんな仕事にも通じると思いました。

  • ヨータン

    この人たちと一緒に農業やってみたいなと思えるくらい、いいメンバーが集まったなと思いました。農業の大変さや楽しさもわかりやすく書いてあって、大変勉強になりました。

  • セヱマ

    感動した。こんな経営をされる方にはついついあこがれてしまう。ご機嫌で、温かい、文章からそれがにじみでている。タイトルの通りじゃないか。 中量生産、怒る禁止、横に立つコミュニケーション、集合知、マイクロ農協、とても示唆に富んだ内容だった。 シーズン前にもう一度読む。

  • 萩原紀行さん著の「野菜も人も畑で育つ-信州八ヶ岳・のらくら農場の共創するチーム経営」を読み終えました。著者が経営するのらくら農場でのチームで行う農業は、幸せそうなものでした。農家出身でない著者がいかにして現在の経営に至ったか、そのノウハウが知れるとてもいい本で、こんな農業経営ができればいいなとわくわくしました。中々の良書です。人と協力して、自然の中で作業をすることで、生まれる絆や価値観のようなものに私は惹かれています。しかし、儲からないとそれどころではない。両立した良い経営がしたいです

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