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日本映画「監督・俳優」論 黒澤明、神代辰巳、そして多くの名監督・名優たちの素 ワニブックス新書

Kenichi Hagiwara

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847060236
ISBN 10 : 4847060237
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

萩原健一の危険な才能は、行き場のない欲動の系譜に属している。そのはてしのない栄光と失敗の繰り返しを、本人が率直に辿る貴重な日本映画への証言集。日本映画という局地戦の熱く切羽詰まったギリギリの記録。

【著者紹介】
萩原健一 : 1950年埼玉県生まれ。俳優・歌手。ザ・テンプターズのボーカルとしてデビュー後、俳優として多くの監督、演出家、脚本家のもとでも支持大を画する鮮烈な演技で多数の映画、テレビドラマに出演し、カリスマ的な人気を誇る

〓秀実 : 1949年新潟県生まれ。文芸評論家・近畿大学国際人文科学研究所教授。「日本読書新聞」雑誌『抒』編集委員等を経て82年『花田清輝 砂のペルソナ』刊行。以後、著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • garth

    「俺、大嫌い、市川崑」とか「清順さん、本当にひどい人だなァ」とかキャッチフレーズはいいのだが、逆に言えばそれしかなくて、ちっとも具体的な話にならない。あるいはショーケンという俳優がそういう人なのかもしれないが、せっかくインタビュアーをたてているのだから、そこは引き出すべきだと思うのだ。深作欣二が作ろうとしていたという西成暴動の話がものすごく面白そうで気になる。シナリオは残っていないのだろうか。

  • まさやん80

    萩原健一が付き合いのあった監督、脚本家、俳優を語るインタビュー。黒澤明が最初に来るのは意外だったが、神代辰巳、鈴木清順、蜷川幸雄、倉本聰、市川昆、工藤栄一、深作欣二ととにかく豪華。印象的なエピソードも多いが、とにかく萩原健一のとてつもない自己顕示、独断が印象的。その分、本当にそうなのかと客観性を疑う話も出てくるが、まあそれもご愛嬌。神代辰巳さんの話はもう少し欲しかったな。

  • 寛理

    ☆☆☆☆ 絓秀実のショーケン論は面白かったが、インタビュー中のショーケンは「健康管理」とか「人に迷惑をかけない」とか言っていて、絓が中上の名を出しても反応はないし、少し物悲しい、すれちがいの本だ。しかし黒澤明の話とか、よかった。

  • tsukamg

    ショーケンが、関わってきた人々について、対談形式で語る本。副題に「ショーケン」の一語を入れた方がいいと思う。「吹いてる」発言もあるが、クールな目で分析している箇所もある。ショーケンとして生まれてしまうことは、しんどいだろうなあ。

  • tkm66

    ショーケン、と云う存在を芸能界はあとどれ位許容していられるのか?

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