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ISBN 10 : 4768479979
Content Description
「阿弥陀仏の精神は、今の言葉で言えば自由と平等と平和ですから、「阿弥陀さんの自由と平等と平和に賛成です」と表明することが「ただ念仏して」ということの意味です。」宗教学者で大谷派僧侶である著者が、「ただ念仏」するとはどのような意味か、なぜ親鸞と法然が「ただ念仏」を一番すぐれた実践だと言っているのかをわかりやすく解説。巻頭では、釈迦・法然・親鸞の言葉から11の章句を選び現代語訳を付し、写真とともに仏教思想の精髄を示した。戦争と差別のない「くに」をめざす宗教として浄土仏教を活性化させようと奮闘してきた著者が、「平和」と「平等」をめざす全ての人々のために親鸞と法然からの励ましを伝える異色の仏教書、新装版。
目次 : 釈迦・法然・親鸞の言葉から/ 序章 専修念仏と弾圧/ 第1章 釈迦の教え/ 第2章 浄土教と口称念仏の出現/ 第3章 革命的思想家・法然/ 第4章 善導・法然・親鸞の伝統/ 第5章 自らと他者の救済実現/ 第6章 仏道成就の教え/ 第7章 励まし
【著者紹介】
菱木政晴 : 1950年金沢市生まれ。宗教学者、真宗大谷派僧侶、元同朋大学特任教授。長年にわたり真宗大谷派の戦争責任を追及すると同時に政教分離訴訟などの平和と人権の市民運動にも関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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