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その悩み、古典が解決します。

菱岡憲司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794974341
ISBN 10 : 4794974345
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan

Content Description

古典の教える解決法≠チて本当に役に立つの‥‥? 
遠くの古典に手が届く、斬新すぎる「けったいな」自己啓発教養書、誕生。

▼読書猿氏[作家、『独学大全』]
「こんな本が欲しかった。
 というか、自分が書きたかった」
▼ロバート キャンベル氏[日本文学研究者]
「陰キャも奥手も三日坊主も
 治す鍵が「遠くの古典」にあったのかも!

現代の生活で起こるさまざまな問題について
古典を読んできたおかげで「解決」できた著者が、
数々のお悩み相談に対して
古典が役に立つことを実践解説!

[主な目次内容]
・たったひとつの選択肢が世界を変える――井原西鶴『西鶴諸国ばなし』
・私たちは失敗できる権利を持っている――上田秋成『雨月物語』
・あてのない旅が与えてくれるもの――勝小吉『夢酔独言』
・「すごい」ということがわかることはすごいこと
 ――後水尾天皇と「禁中?公家諸法度」
・大事なのは雑念を消すことではなく、手がかりを手放さないこと
 ――本居宣長『排蘆小船』
・ネコが説く無の境地――佚斎樗山『田舎荘子』
・燃せばわかる、燃せば変わる?――橘南谿『西遊記』
・江戸時代のロビンソン・クルーソーが教えること――『無人島談話』
・自分のからだで試してみたら――人見必大『本朝食鑑』
・言葉以外に思いを伝える方法――井原西鶴『好色五人女』[ほか]

【著者紹介】
菱岡憲司 : 1976年福岡県生まれ。九州大学大学院博士後期課程単位修得退学。博士(文学)。有明工業高等専門学校准教授などを経て、山口県立大学国際文化学部教授。『大才子 小津久足』(中央公論新社、2023年)にて第45回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    読み友さんの感想を読んで。万葉集を奈良弁にした本を楽しんでいて、人間の悩みってあんまり変わらないよなあ…と思っていましたが、そうかあ、古典でこんなに「解決」できるんだ…!ていうか、こんなに世の中に古典があるんだ(当たり前ですね)!面白かったのですが、字の色が緑がかかった色で、ちょっと私の目には優しくなかったのが残念です。

  • りんご

    さらっとな。古典のブックガイドですね。いつの世も人は悩んだり迷ったりしてるようです。「南総里見八犬伝」「好色五人女」知ってるタイトルもあれば、「莫切自根金生木」なんこれ?って作品も紹介されてます。なかなか切り口がいいんじゃないすか?「どうしたら盛り上げ上手になれますか?」「夫と不倫相手を別れさせるにはどうしたらいいですか?」「二次創作作品の評価が低いのはオリジナルではないせいですか?」さあ、どの作品でどう答えましょう。

  • neimu

    若い人向けに編集されたのだろうか、肝心なセリフや内容は太字ででかく!という参考書形式の書面に馴染めない。ただ、急いで読みたい人は目次と、太字さえ読めばいい。古典といっても受験生の苦手な作品群ではなく、むしろ余り馴染みのない近世の作品が多いので目新しく感じる。著者の専門分野なのかな。最近共通テストか問題集なんかに出ていた『恨の介』の使い方、例示の仕方など今風の構成。インパクト大のタイトル、サブタイトルに説明と絵柄を付けて、少しだけ解決・対応策を開示。あとは自分で応用・試すかどうかはあなた次第というわけね。

  • Nazolove

    そういえば私自身高校のころ古典好きだったなぁ、と思い出し購入。 やっぱり今の現代に近しい悩みを古い人たちも持っていたんだなぁ、と改めて実感した内容であった。 そして改めて古典、勉強したいなぁ、と思い出した今回の本であった。 ただ古典、と言われるとやれ助動詞が、単語が、活用が、で尻込みしてしまうのでいやいや改めてストーリーを入れてから、と思いつつ、歴史と同時に古典も改めて勉強してみたいなぁ、と思えた本であった。

  • アカツキ

    タイトル通り、現代人の悩みを古典から意見を採り上げて回答したという人生相談本。面白かった。古典とユーモアで面白おかしく説教臭くない答えが返ってくる。有名な古典だけでなく、あまり知られていない古典が多く挙げられているのが良い。こんなに面白い古典があったとは知らなかった。続編出て欲しいな。好きな質問は、陽キャになりたいです→焚火をしましょう。カラスを食べてみたいです→酸っぱくて渋くて生臭い、煮るより炙る方がいいです。

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