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本読むふたり

菊池良

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344044876
ISBN 10 : 4344044878
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

待ち合わせの目印は、『ノルウェーの森』だった。
村上春樹、島本理生、森見登美彦、中田永一。
ふたりの間には、いつだって本があった。それなのに‥‥。
2010年代のカルチャーを閉じ込めた、ピュアな恋愛小説。

大学の課題で読んだ村上春樹の短編小説をきっかけに、読書の面白さに気づいたタツヤ。調べるうちに出会ったのが、Twitterの読書アカウントだった。自由で楽しそうに本の感想をつぶやく彼らの中で、タツヤはフミカというアカウントの投稿に心惹かれる。初デートの渋谷。明け方の神保町。抱きしめ合った御茶ノ水――。
わたしたち、出会うはずじゃなかったんだよ。

【著者紹介】
菊池良 : 1987年生まれ、東京都出身。脚本、マンガ原作、作詞などの分野でも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ

    200頁弱の一冊でしたが、読後感は賛否両論かなと。終盤でガラリと雰囲気が変わり、個人的にはなんとも言えないモヤモヤ感が残りました。主人公の大学生「タツヤ」は課題で村上春樹の短編小説を読んだコトがきっかけで更に読書にハマるコトに。『ノルウェイの森』を読み、他の作品も次々読んでるうちにSNSを通じて他の読書ユーザーと交流が深まっていきます。そんな流れの中で1人の女性と親しくなり、実際に会うコトに。時代背景が2016年から2023年までが綴られており、年代問わず読みたい本がどんどん増えて困ってしまいますね。

  • coolgang1957

    危うい青春の恋、きみは精一杯頑張ってるのに壊れやすい女心を判ってなかったのです。(オッチャンが偉そーに述べてますが、あの頃に比べてほんのちょっとしか成長してません💦)それと読書することが他の人にマウントとってるとは全く思ってません🤨マンガ「巨人の星」が最終回を迎えてから少年漫画誌を止めて、学校の図書館で小説を読むことの楽しさを少しずつ覚えて、もう半世紀経つと本はごく身近なご飯食べるのと一緒なんだと思ってますよ😆最後の1行、再会したのかそれとも。

  • まり

    図書館本。何かキラキラした話。知っている小説がいっぱい出てきて結構ニンマリした。本のことをこんなに話せるなんて本好きにとっては、幸せなことだと思う。私もまわりに本好きがほぼいないので…たまに本好きがいるとテンション上がるし、他愛のないことでも共通があると嬉しくなる。だからこの小説の主人公もこの年齢で恋愛も絡んできたら余計に楽しくなると思う。最後は素敵な終わり方で…私はハッピーな方だと思っておこう。

  • ともくん

    本を読み始めた頃のことを思い出しながら読んだ。 自分の学生時代にも、Twitterがあったら、少しは人生が変わったのかな。 でも、読書しているのは変わらないかな。

  • RRR

    ネットで新刊チェックしていた際にタイトルに惹かれた作品で、予約していました。 読み進めていて、読書をしない人が読書に目覚める感覚がとてもリアルで、「分かるよ、その気持ち」と思いながら読んでいました。 読書家なら、かなり共感すると思います。 そして、現実にはどうしても抗えない切なさが胸に来るんです。 恋愛経験なくても、主人公のやりきれなさが伝わってきたほど。 純愛度120%でした。

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