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魔界都市ブルース 幻舞の章 祥伝社文庫

菊池秀行

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396337735
ISBN 10 : 4396337736
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

直下型の巨大地震により周囲と隔絶され妖魔の入り混じる“魔界都市”となった“新宿”。その地で人捜し屋を営む美麗の魔人・秋せつら。その日、彼はある家族に依頼され、父親を連れ帰っていた。だがその父親が母と弟を殺害し行方不明に。残された娘は気丈にも看護師としての仕事を続けていたが、せつらは彼女に何かを感じ…。美しくも儚く妖しい世界を描いた傑作。

【著者紹介】
菊地秀行 : 1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒。82年『魔界都市「新宿」』で鮮烈なデビューを飾る。85年『魔界行』三部作(祥伝社文庫)で一大ベストセラーを放ち、伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 織田秋葉

    秋せつらには短編がよく合う。前作、愁鬼の章が正直イマイチでしっかりしてください!!と真剣に思っていたのですが、これは良かった! 復活祭…メフィストと夜香の掛け合いを楽しむ作品。 帰りて、のち…せつらを冷酷とみるかビジネスライクとみるか微妙。 月光演舞団…情景を眼に浮かべながら読む、このシリーズらしい作品。 セルロイドの涙…最後の一行がすべて。人形娘好きだ! 三本目の腕…これまた菊地さんらしい作品。 航路…ドッペルネタ。男にとっての理想の女性ってなんてステレオタイプ。それすら狙いなんだろうけど。

  • ooooo0000ooo

    新宿を舞台にしたダークファンタジーもの。女神転生の元ネタのひとつの流れを継いでいるもので、雰囲気を楽しむつもりで手に入れた。 途中巻から読み始めた私も悪いのだが、場面転換で空白行が無かったりなど何て読みづらい文章なのだろうと思っていたが、一巻を通して読むと慣れてくるのが不思議だ。 悪い夢から醒めてそれを書き留めているような文章も慣れてくると癖になってくる。超人や妖魔が跋扈する世界観が好きな方なら是非お勧めしたい。

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