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ISBN 10 : 4065302757
Content Description
古代以来、中国の歴史は「北から動く」ものだった。しかし清代末期、近代への「変革の風」は南から吹く。その風を起こしたのは、ヤオ族やチワン族などの周辺民族と、漢人や客家の移民たちが生み出す「越境のエネルギー」だった。辺境で過熱する科挙、キリスト教や儒教と軋轢を起こす秘密結社、厳しい競争に生き残るための「〓食(ワンセック)」という行動様式、「外来政権」の波状的な支配を受ける台湾原住民など、中国社会の多様性と流動性から、歴史と現在を捉えなおす。
目次 : 序章 中国史のフロンティア=華南/ 第1章 動き出した人々―福建・広東の移民活動/ 第2章 越境する漢人移民―広西と台湾への入植/ 第3章 辺境の科挙熱―中国文明と向き合う/ 第4章 周辺民族の抵抗と漢文化―流入する移民と秘密結社/ 第5章 太平天国を生んだ村で―移民社会のリーダーたち/ 第6章 械闘と動乱の時代―つくり直される境界/ 終章 越境してやまない人々―海外移住と新たな統合
【著者紹介】
菊池秀明 : 1961年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京大学大学院修了。文学博士。中部大学国際関係学部講師・助教授を経て、国際基督教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まーくん
読了日:2023/12/02
榊原 香織
読了日:2023/06/22
サアベドラ
読了日:2023/05/05
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読了日:2022/12/18
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読了日:2023/04/07
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