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酔うと化け物になる父がつらい

菊池真理子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784253106931
ISBN 10 : 4253106935
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan

Content Description

「夜寝ていると、めちゃくちゃに顔を撫でられて起こされる。それが人生最初の記憶……」
幼い頃から、父の酒癖の悪さに振り回されていた著者。中学生になる頃には母が自殺。それでも酒をやめようとしない父との暮らしに、著者はいつしか自分の心を見失ってしまい…。
圧倒的な反響を呼んだ家族崩壊ノンフィクションコミック。読後涙が止まらない全11話に、その後の描きおろしを収録。家族について悩んだことのあるすべての人に読んでほしい傑作。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    父はアルコール依存症。母は新興宗教信者。陳腐に感じる話。冒頭、<夜、寝ていると、めちゃくちゃに顔を撫でられて起こされる。それが人生最初の記憶>と。これ、わたしも早朝によくやられた。あたしの場合、「水」の欲求だったり、「腰」を揉め、ということだったが……さて、本作では、宗教に逃げていた母親は、時には家出をし、また戻りした挙句に首を吊って死んでしまう。<お母さん、泣いていたのに。見ないふりして逃げた。どうして守ってあげなかったんだろう/私が逃げたから、お母さんは死んだんだ>と思ってしまう中2の私。切ない……⇒

  • 空猫

    虐待などの暴力の中で育つと、自分にはそれがデフォルトになり、大人になっても同じような環境に居たがる、と言うのは本当らしい。優しくされるより、殴られる方が慣れているのだ。けれど、暴力や毒親からは逃げていいし、憎んでもいいのだよ、と分かって欲しい。

  • なるみ(旧Narumi)

    著者さんの苦しさが淡々とした筆致で描かれていました。うまく感想がまとめられませんが、この一冊の本にご自身の体験、生活、気持ちをまとめたことがすごいと思った読後でした。

  • かおりんご

    コミックエッセイ。アルコール依存症の父と、その家族の話。家族が崩壊した原因は、父のせいだと思うのに、娘が父に強くいいすぎるという周りがクソ。父は、いい鴨にされていただけじゃない?読んでいて、救いがなく、辛かった。

  • ふじ

    苦しい苦しい。子どもと親との関係は、逃げ場がない。嫌いだと認めることも、罪悪感が生じて、苦しい。でも、こうやって著者が表現できたことは、きっとこれからの希望につながると、思う。

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