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菊池幽芳探偵小説選 論創ミステリ叢書

菊池幽芳著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846012410
ISBN 10 : 4846012417
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan

Content Description

75年ぶりの復刊。明治期家庭小説の第一人者による翻案探偵小説。「探偵叢話」八編を併録。

【著者紹介】
菊池幽芳 : 1870(明3)年、茨城県生まれ。本名・清。88年、茨城県尋常中学卒業後、小学校雇教員になる。この頃、水戸の新聞に小説「蕾の花」を発表。91年に教員を辞して大阪毎日新聞社に入社。92〜93年には初の新聞小説「光子の秘密」を『大阪毎日新聞』に連載。以後、同紙の小説記者として活躍。09年に渡仏、帰朝後、大正期に入ってからは新聞連載の一方、『婦人画報』他の雑誌にも執筆。1947(昭22)年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 保山ひャン

    明治35年から翌年にかけて大阪毎日新聞に連載された「宝庫探険 秘中の秘」と、同紙に明治33年に連載された「探偵叢話」収録。「秘中の秘」は乱歩が「探偵小説の面白味を初めて味わった」作品として有名。暗号に宝探しに愛する女性を救わんと精神病院に侵入、憎さ百倍の悪女など、確かに面白い。「探偵叢話」もミステリの醍醐味あり。言文不一致に慣れてきた頃に読み終わるおかわり感も味わった。

  • Genei-John

    日本探偵小説史の最初の方や乱歩『探偵小説四十年』にも登場する『秘中の秘』を読める日がくるとは思わなんだ。地の文が文語体で、会話が口語体の小説だったのか。味わい深い。それだけで満足。

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