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走れ、健次郎 祥伝社文庫

菊池幸見

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396343774
ISBN 10 : 4396343779
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan

Content Description

盛岡初の国際マラソン大会に注目が集まっていた。謎のランナーがスタートからコースの沿道を、トップ集団と共に走っているのだ。テレビの視聴者は無邪気に彼の快走を囃すが、大会を無事成功させたい関係者や実況、参加ランナーは戸惑いを隠せない。どうして彼は、まったく報われることのない走りを続けているのか。だがやがて、男の真剣な姿が周りの心を動かし始め―。

【著者紹介】
菊池幸見 : 1960年、岩手県遠野市生まれ。法政大学を卒業後、IBC岩手放送に入社。岩手では知らない人がいない名物アナウンサー。2001年「黄金熊の里」でいわて黄金文化博「黄金短編小説賞」を受賞。自由奔放で清々しい作風が多くの読者から人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Tadashi Tanohata

    腕が上下動してるだけ、鼓動が早鐘のようだ。そう去年の北海道の35から40kmのようなタフ感を味わう。同年代の現役アナウンサーが書いた臨場感満載のマラソン作だ。しかし、「無理だろう」も満載だが、大目にみるか。明日の練習へと誘うから。「走れ俺」

  • さや

    盛岡発の国際マラソン大会、スタートからずっと沿道を走っていた選手がいた。しかしぜっけんは真っ白、もちろんエントリーもしていない。なぜ彼は走るのか、その答えを誰も知らない。しかしいつしか彼の走りに惹き込まれていく。もちろんこれはフィクションだ。現実にはありえない。でもいいじゃないか!駅伝・マラソンシーズンが近づく今だからこそ陸上ファンにおすすめの一冊。

  • BATTARIA

    典型的サラリーマン世界のドロドロや一般家庭のグダグダで始まり、最後まで読めるか先が思いやられたが、号砲が鳴るやそんなの関係ねーとばかりに、予定調和に物語が進むことに、違和感といえば違和感。何をどうすると許されるか許されないかは、解釈の余地なく明文化できるもんじゃないという意味では、納得といえば納得。それにしても、自ら死を選んだ教え子に「あいつはまっすぐ過ぎた」はないわ。清濁飲み合わせることができない者が大成できないのは、どの分野でも同じだけど、独善にならない限り、まっすぐなこと自体は罪じゃないのだ。

  • 鈴木 千春

    マラソンハマっている相方が買って積読本。 タイトル表紙から、また「学生の熱血走り本」かぁ〜 と思いきや 『盛岡初の国際マラソン大会に謎のランナーが沿道を走る。関係者達は戸惑うが、真摯なはしりに周りの心が動きはじめる。』 「ひたむきに努力して他者からの評価を求めない姿」に人は感動する❢と言う事❢ 私はゼッタイ無理❢ この本だって、軽く読めそうと選んだンダもの。

  • GORIRA800

    まあリアリティこそないもののこれこそこれこそ物語じゃないとできない話 街を勝手に走る男にみんな目が惹きつけられて影響されちゃうってのは読んでいて痛快

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