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満鉄外史

菊池寛

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562047031
ISBN 10 : 4562047038
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan

Product Description

明治から昭和前期、多くの日本人が夢見た新天地、満洲。現場の鉄道マンが異国で奮闘するエピソードを中心に、国策会社・満鉄(南満洲鉄道株式会社)設立から満洲国建国宣言時の様子まで、文豪菊池寛が生き生きと描いた小説。

Content Description

明治から昭和前期、多くの日本人が夢見た新天地、満洲。現場の鉄道マンが異国で奮闘するエピソードを中心に、国策会社・満鉄(南満洲鉄道株式会社)設立から満洲国建国宣言時の様子までを熱く描いた、文豪菊池寛の知られざる傑作。

目次 : 佐渡丸/ ダルニー/ 上陸第一歩/ 旅順総攻撃/ 巨砲到来/ 御正月/ 安奉線/ 宿営/ 馬賊/ 娘子軍〔ほか〕

【著者紹介】
菊池寛 : 明治21年(1888)香川県生まれ。京都大学文学部英文科卒業。大正〜昭和前期の文学界を代表する作家、劇作家。雑誌『文藝春秋』を創刊、芥川賞、直木賞、菊池寛賞を創設した。昭和23年(1948)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kawa

    NHKラジオ「朗読」にて、全40回×15分。興味深いところもあるのだが、流石に長期に渡る放送で印象が散漫になってしまう。しかも終盤、日本側が仕掛けた満州事変が、中国側からの仕掛けと描かれるところで白けてしまう(ちなみに本作は昭和18年作で時の軍部からの一方的情報を利用するしかないので仕方がないけれど…)。今回はハズレ。

  • イリエ

    兵站を中心に戦争を描くなんて、さすが菊池寛、渋いっす。あの時代にはこういう作品がウケた、という資料として。昭和劇画の原作に似た空気というか、アメコミっぽさを感じました。泥臭くも真っ直ぐな日本人がでてきて、副総裁に向かって若手の二人が食い下がり怒鳴りあったり。国や会社のため、真っ直ぐで熱い人たち。ただ、歴史の断片をショートストーリーでつなぐので、少々わかりにくいです。

  • レコバ

    ポーツマス条約から柳条湖事件まで現在とは、全く異なるコンテクストにおいて描写されている点が興味深い。あえて悪い点をあげると各エピソードが飛び飛びに断片化されており、一つの物語として読みにくい点、筆の力により無理矢理盛り上げようとしている所など。(ラジオ)

  • なおえつ六*花

    祖父母が住んでいたと知って以来、とても気になっている旧満州(中国東北部)。実際に大連やハルビンなどの都市を訪れ、その余韻に浸ってみたりしていましたが、当時の空気をそのまま閉じ込めたような小説があるとは、思ってもみませんでした。基本的に満鉄バンザイな立場から書かれていますが、当時の満鉄社員達が誇りを持って仕事にまい進していた雰囲気が伝わってきて、胸アツでした。最後の満州事変の辺りは現地の中国人も満鉄に協力していたことを強調していますが、やや強引かな。ただ、出来るだけ公平に描こうと努力していたのは感じました。

  • Yumikoit

    菊池寛全集20巻を図書館で借りて、満鉄外史の更に是公さんのところだけ拾い読み。<おぃ。

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