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漫画ビジネス

菊池健

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784295410157
ISBN 10 : 4295410152
Format
Books
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大ヒット漫画『鬼滅の刃』の経済規模は、2020年で約1兆円と言われている。
日本の漫画は、なぜ、このような成功を収めることができたのか?そのヒントは、「裾野広ければ頂き高し」という言葉だ。日本の漫画業界は、世界で最も多くのクリエイターが、その頂を目指している状態をつくることができている。ではなぜ、そのような創作の好循環をつくることができたのか。また、漫画ビジネスへ新たに参入することはできるのか?本書では、コンサル出身で漫画業界に参入した著者が、ビジネス視点で世界で通用する面白い漫画のつくり方について考察を深めていく。

【著者紹介】
菊池健 : 一般社団法人MANGA総合研究所所長/マスケット合同会社代表。1973年東京生まれ。日本大学理工学部機械工学科卒。商社、コンサルティング会社、板前、ITベンチャー等を経て、2010年からNPO法人が運営する「トキワ荘プロジェクト」ディレクター。東京と京都で400人以上の新人漫画家にシェアハウス提供、100人以上の商業誌デビューをサポートし、事業10周年時に勇退した。同時に、京都国際マンガ・アニメフェア初年度事務局、京まふ出張編集部やWebサイト「マンナビ」などを立ち上げた。noteにて毎週日曜日に「マンガ業界Newsまとめ」を発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    現在の漫画ビジネスを論じる。私が熱中していた頃の漫画界とは全く様変わりしていて、デジタル中心になっている。紙が3割、デジタルが7割だそうだ。スマホで見る縦スクロールの漫画をウェブトゥーンというらしい。自動翻訳も普及し、漫画は世界市場となり、日本の主力輸出産業となっている。漫画家たちはSNSを始め発表する場も容易に見つけだせる。「裾野広ければ頂き高し」ちばてつやの言葉だ。いまだに紙に固執する私だが、この時代の流れの中から、さらなる傑作が生まれてくることを望みたい。

  • りんご

    鬼滅の大ヒットで、「漫画で一攫千金いける?」って下心にお答えする体で、今の漫画の経済性とかなんとかを教えてくれてます。漫画が大好きな私ですが、財布の紐は硬いです。でもクリエイトしてる人たちを金銭的に応援しないと、困窮しては作品書けないもんね。いろんなビジネスモデルがあって、ちょっとしたお小遣い稼ぎから書籍化アニメ化実写化まで。「漫画家になりたい」ってのは全然具体性がない発言で、どういう形の漫画家を目指すのかはっきりするとこから始めよう、などなど。ふんふん。

  • EMCEE

    日本の漫画の特異性、紙から電子への移り変わり、IPビジネスなど漫画ビジネスに係ることを広く知れた。

  • miki

    「裾の広ければ頂き高し」時間とお金と労力を惜しまず、すぐに成果を求めない気概がなければ、ヒット漫画は生まれない。また日本の漫画業界は、数々の大漫画家たちが繋いできたリレーと、編集者と漫画家の組み合わせの数だけ存在する仕事のしかたによって奇跡的に成り立っている。さらに、近年の電子コミックへの移行の流れは思った以上に大きい影響があることがわかった。今や人気誌掲載ではなくても、大成功するチャンスはある。接点が増えることで裾野が広がり、チャンスが広がっている。日本の一大産業のポテンシャルとその難しさを知った。

  • りん

    以前読んだ『エンタメビジネス全史』とだいぶ被る部分があるので、漫画について軽く知りたい人は他のジャンル(アニメ・映画等)も載っているそちらの方がおすすめかなと思います。漫画のビジネスに実際に携わろうとしているなら本書の方がいいかと。アプリ・著作人格権・ウェブトゥーン等最近の事例なども紹介されています。ビジネス書ということなので、どちらかというと漫画が置かれている環境の話がほとんどです。なぜ日本の漫画が(内容的に)ここまで優れたものを作れているのかという点はあまり触れられていない印象です。

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