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江戸の職人譚 光文社文庫

菊池仁

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334105280
ISBN 10 : 4334105289
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸のサラリーマン≠ニいえば、ほとんどが職人。現代とは真逆の世界だが、いまも必要とされている「職人」たちの江戸の生き方とはどういうものだったのか。縫箔屋、からくり人形屋、鏡磨ぎ、張形屋、摺師、鞘師‥‥。普通には窺い知れない職人たちの世界、そして、彼らは江戸をどう生きたのか。現在を生きる我々にも生きるヒントを与えてくれる時代小説の7作を集めた傑作選。「江戸の働き方」を感じてみたい!

【著者紹介】
菊池仁 : 1944年、神奈川県生まれ。文芸評論家。歴史・時代小説の評論を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • onasu

    あさのさんのシリーズもの(続編既読)の取っ掛かりを楽しみに手にしたが、初編の初めましての乙川優三郎氏から中々の味わい。  小紋の型を彫る職人をしていた由蔵は、兄が急死したため生家の魚油問屋に戻り、添おうとしていた同じく職人をしていた女とも縁が切れて9年。それだけ離れていれば、過去は過去としそうなものだが、甥への中継ぎを期待されており、宙ぶらりんなところもあって、着道楽の料理屋の女将からあつらえた小袖を見せられて…。  初編もそうだが、職人技を対象物にしたものが混ぜられているのも好編集だった。

  • 陽ちゃん

    初読みの作家さんや作品に出会えるのがアンソロジーの醍醐味かも知れませんね。職人がテーマの今回も、未読の作品に出会えました。特に、梶よう子さんの「かけあわせ」は他のお話も気になるので、探して読んでみようかと思っています。

  • まりちゃん

    江戸の技術の粋が知りたくて、おしごと小説と勘違いして読んだが、基本は人情噺だった。そりゃそうか。江戸の言葉使いや作法に惹かれて読む人も多いと思うが、時代小説の落とし穴は、世界が違うことの制約だ。むかしの人の人情は、現代人に納得いくものなのか。だからだろうか、わたしには「かけあわせ」が一番面白かった。版画になじみがあるし、塾やら試験やらいじめは現代人と共通だから。 

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