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吸血鬼ハンター 37 D-闇の魔女歌 朝日文庫

菊地秀行

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022649553
ISBN 10 : 4022649550
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan

Content Description

触れたものを吸血鬼にする特殊な力を持つ女性エレノアは、力を消すため夫と旅を続けるが、過去を想う時その瞳には深い翳が落ちる。凄腕の女武器職人クルトは恋人を殺したローランヌの仇討ちのためDを雇う。一同は彼の館で相見え…。ローランヌの正体とは一体?エレノアの翳の理由とは―。

【著者紹介】
菊地秀行 : 1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー後、“吸血鬼ハンター”“魔界都市ブルース”“妖魔戦線”“魔界医師メフィスト”シリーズ等を精力的に執筆。日本推理作家協会会員。SF・ホラー映画愛好家としても有名である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 眠る山猫屋

    触れたもの全てを吸血鬼に変えてしまうエレノアと、妻を守る旅を続けるボリス・ウィッチャリー。目指す先は人を殺さない貴族ローランヌ男爵の領地。エレノアの秘密、ローランヌの謎が語られぬまま、Dは女武器屋ケルトとウィッチャリー夫婦を追う。なかなかの珍道中。ケルトと左手さんの掛け合いが楽しい(苦笑)。エレノアの病(呪い?)はローランヌによって治療できるのか?あまりに急展開な後半は急ぎすぎだよ〜。ラスト50ページで登場人物の大半が“ナレ死”とは・・・。もっとじっくりエレノアの哀歌を聴いてみたかったってば・・・。

  • おかむー

    吸血鬼ハンターシリーズ37作目は質の低下が激しかったここ数作からすれば「よい」と「マシ」の間ぐらいか。『もうすこしです』。恋人の仇・ローランヌ男爵を追う武器職人の女・ケルトと同行するDは同時に、触れただけで人を“貴族もどき”に変えるエレノアとその夫ボリスのウィチャリー夫妻を追う。正直いえば、タイトルである“魔女歌”や序盤での“移動地所”などが後半ほぼ忘れられていたり、マシになったとはいえ脇役の扱いや描写のわかりづらさはやはり雑である。今作の救いは憎めない個性のローランヌ男爵、その存在に尽きる。

  • しゃお

    今回は戦闘シーンもイメージしやすかったですね。Dと左手、左手とケルトとのやり取りもテンポ良くて可笑しかったです。何より今回はDの登場、活躍場面が多いのが嬉しい。ウィルクやチャドス、ブルギッテに関してはもう少し肉付けが欲しいところでしたが、全体的にダレる場面もなく、明かされきれなないエレノアの謎やラストの窓の向こうの存在など、読者の想像に委ねる部分も良かった。それにしてもケルトにとって風の音は熄んだのでしょうか。そしてDが薔薇の道を歩いた後の描写についてはどういう事?これまでそういった描写ってありました?

  • ブー

    今巻も、巻き込まれ用心棒物でした。今巻、今ヒロインと左手さんとの会話がなごみポイント!まだまだ、旅は続きます。

  • りんふぁ

    今回も美しゅうございました。

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