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次の東京オリンピックが来てしまう前に

Naruyoshi Kikuchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582838589
ISBN 10 : 4582838588
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan

Content Description

菊地成孔が来るべき「次のオリンピック」に向かっていく東京を歩き、綴った3年間。『HILLS LIFE DAILY』の人気連載に、掲載不可回も含めた、待望の最新エッセイ集。

目次 : あらゆる惨敗の記録―まえがきにかえて/ 2017年(僕は東京オリンピックに行った/ パリに学べ。なんてもう言えない ほか)/ 2018年(アンチエイジングと凍結都市/ ロンドンオリンピックと現在の英国の元気 ほか)/ 2019年(トリコロールの一角黒に(M.ルグラン追悼)/ 「中国共産党に感謝します」 ほか)/ 2020年(正月に観た、謎の国の、謎の儀式/ 街中が彼女だらけになってしまった日に、彼女はいない ほか)/ PV推移/ チャート分析―あとがきにかえて/ バイデンは誰に似ているか(顔が)?―あとがきの更にあとがき

【著者紹介】
菊地成孔 : 1963年生まれの音楽家/文筆家/大学講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイストであり、音楽批評、映画批評、モード批評、格闘技批評を執筆。ラジオパーソナリティやDJ、テレビ番組等々の出演も多数。2013年、個人事務所「株式会社ビュロー菊地」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tenouji

    東京は新宿におわします、都市のシャーマンこと菊地氏。挑発的なタイトルに導かれ、読了。あきらかにマルチ・ポテンシャルライトな氏の活動は、ネットと相性良しなのであるが、頑なにネット文化を拒んでいらっしゃる様子。どこか邪悪なものを感じておられるのか。私事ながら、最近、過剰流動性にプカプカ浮かぶ日本の実体経済のイメージがおりてきたのであるが、この書では、そのことを、オリンピックをして賭場、と呼んでおられるようだ。搾取の構造が、映画MATRIXからもう一回捻じれていて、確かにろくなことにはならなさそうであろう。

  • ひばりん

    こういってはなんだが、思ったより「毒にも薬にもならない」内容だった。こちらに抗体が出来てしまってるのか、あるいは菊地成孔ワクチンではどうしようもないくらい社会の病状が深刻なのか。しかし「オリンピックにいまいち乗れない」のがマスだと思っていたが、菊地氏を取り囲む広告系の人々にはその感覚がないのか、それを表明しにくい環境なのか。ごく限られた層にだけ響く内容かと思われる。

  • massn

    書籍の外部にあるSNS炎上が大状況としてある時代の書物。 本だとここまで書いていいのだという点が興味深い。 SNSが不全感を増幅させるドラッグであるという話が白眉。それは著者にも返ってきたりしてて、説得感がある。

  • Tom

    音楽に疎いので著者のことはよく知らない。タイトル買い。唯一の知ってる情報は高橋源一郎の飛ぶ教室のテーマ曲を作った人だということのみ。かなーりフリーダムな文章。スマホとSNSに対する嫌悪が面白く、本人はやってないのに詳しくて洞察が鋭い。そしておそらく的を射ている。マツコを狙った知性〜は初めて見るタイプの分析で興味深かった。めちゃくちゃなことを書いているようで深いところまで物事を見ている。やっぱ何かのジャンルで一流の人は凄えなあ、という浅はかな感想。もっとこの人のことを知りたいと思った。

  • TOMYTOMY

    ひたすら言いたいことことは本で言うんだという姿勢。

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