Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 扉のこちら側

  読了日：2017/11/30

  2017年403冊め。タイトルがすべてを表している、白い割烹着が最終兵器になってしまった巻。既刊でさんざん秀の宇宙人エピソードを読んできたはずなのに、これほどこの人をわからないと思ったことはなかった。しかし積み重ねてきた時間もあるわけで、ここでこの決着を迎えなければ秀の次のステップには進めなかったと思うので、残念な気持ちは抑えて「よかった」と思ってあげることにしたい。しかしもはやシリーズを読み始めて２０年近くになるのか？　作中時間がわずかに３年ということに思わず遠い目になってしまった。

• はつばあば

  読了日：2020/01/17

  社会性の無い秀にとって「白割烹着」は何を意味するのだろう。最初は鎧だったかもしれないが、家族6人と過ごして言わねばわからんこと・伝えなあかん事、色々な事に気付い て、秀なりに成長してきたが・・そんな秀の恋人と言うより親じゃないかと・・ほんと大河は凄い。その大河から久賀さんに担当が変ったが、作家さんと言うのは筆を執るのが遅い人とかクセのある作家さんが多いと聞く。担当者さんも大変だがこの久賀さん面白そう。菅野彰さんも担当者さんを悩ませて20年と続いてきたのかな(#^^#)

• ダージリン

  読了日：2018/01/05

  大河と秀の話なんだけど、最初の話からコメディーパートがすごくて、笑いました。その後も大河が担当を外れることになって秀の暴走は続いて…大変でした(主に家族が…笑)。でもこの話で初めて秀がどんな作家なのかわかりました、収穫です！ 秀の小説は私には読めないだろうけど、読んでみたい。次も久賀さんと児山先生には登場してほしいです。

• nono

  読了日：2018/10/26

  BL。今回は秀のプチ家出、京都に二人旅、そしてタイトルの担当替えの３編。作家さんの書く担当替えの話なのでリアリティのあるお話なんでしょうが、作家のモチベーションを下げる担当替えに秀ならずともモヤモヤ。確かに作家と担当の関係は調子の良いときは兎も角、同居もする関係だと複雑だろうとは思うものの、大河が迷走続ける秀を放置するのもなぁ。これまでになく秀の駄目駄目さに周囲が振り回された騒動、楽しくはあったもののラブは今一つ^^さらりと軽めに読了。

• 那義乱丸

  読了日：2017/12/11

  短編2編は既読。再読でも「夢のころ、夢の町にて。」は、かつての秀と勇太が脳内に蘇って涙がポロポロ。大河の後悔も胸に来る。でも、あの年月は今の秀と勇太に繋がる大切な過去でもあるのではないかと。表題作は秀の内面が掘り下げられる話。作家・阿蘇芳秀の担当から大河が外れるという一大事！人気作家であるのはわかっていたけど、これまでは大河に追い立てられるから、書くことで大河と繋がっているから、書いてるという印象だった。でも実は、降りてくる系の天才作家だったのね。それも含めて、そして秀がどうなるかもわかったうえで（↓に）

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