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江戸の長者番付 青春新書インテリジェンス

菅野俊輔

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413045094
ISBN 10 : 4413045092
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

驚くほどの年収から江戸の生活が浮かび上がる!では、宵越しの金を持たない庶民、内職が欠かせない下級武士は?

目次 : 1章 江戸の長者番付ベスト10―年収“億”をはるかに超えるお金持ちたちがズラリ/ 2章 江戸時代、あの職業・この商売の意外な給料事情―貧乏武士は年収100万円以下、町人・農民は意外にも…/ 3章 比べてビックリ!江戸のおもしろ給料比較―大岡越前と鬼平、金持ち大名と貧乏大名、千両役者と花魁…/ 4章 江戸っ子はなぜ、“宵越しの金”を持たなくても生活できたのか―長屋暮らしの庶民はいくら稼いで、どう使っていた?/ 5章 江戸の超大金持ちたちの華麗なる(?)生活―将軍とその妻から、百万石の大名、豪商、義賊まで/ 6章 じつは一番貧しかった?武士の悲しいフトコロ具合―傘張り、金魚飼育、朝顔づくり…欠かせぬ内職で生活費はハウマッチ?

【著者紹介】
菅野俊輔 : 1948年東京都目黒区の生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。江戸文化研究家。現在、江戸のくずし字や江戸学など“江戸を楽しむ講座”の講師をつとめながら、講演、著述、テレビ・ラジオ出演など多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎

    今よりユニークな創意工夫で成り立った社会。今よりもっと不便で、苦しい状況にいた人もいたかもしれないが、思った以上に楽しい生活だったのでは?

  • hk

    【その他】「儒者、医者、犬のフン」 江戸の町人が自分たちの居住環境を卑下した台詞だ。とにかく儒教学者と医者(恐らくは檀家制度によって僧侶が失業して医者に転職した)が犬の糞ともども江戸に溢れかえっていたのだ。さてさてそんな江戸時代における様々な顔ぶれの懐事情を探っていくのが本書の趣旨だ。驚きだったのは公方・徳川吉宗の年収が1200億円超だったことだ。町人の羨望を一身に集めていた歌舞伎の千両役者ですら年収1億円そこそこなのだからとんでもない経済格差である。質素倹約令を出したのは誰だと小一時間問い詰めつめたい。

  • 花林糖

    (図書館本)新鮮味は余りないけれど面白く読めたが、「長者番付」に拘らない方が良かったかな。印象に残ったのは金持ち藩と貧乏藩の悲しすぎる差。

  • rokoroko

    私総検校がどのくらいもらってたか知りたかった。だって群書類従編纂したんでしょ。なまじっかの収入じゃそんなことできない。日のあたる職は書いてあったけど。知りたいな。人気の花魁が今の貨幣価値で一億2960万って本当かな?中間に搾取されてたのでは?読んでみるとみなそれなりにギリギリで生活してるみたい。なるほどね

  • HMax

    やっぱり、長者よりも身近な庶民の収入や物価に興味津々。大工430万円、農民570万円、商人は給料はなく小遣いと退職金のみ、同心はたったの230万円。武士が一番大変だったんですね。ちなみに、本が1冊500円程度。

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