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超孤独死社会 特殊掃除の現場をたどる 毎日文庫

菅野久美子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784620210728
ISBN 10 : 4620210722
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

特殊清掃とは、自殺や殺人事件などが起きた凄惨な死の現場の原状回復を行う業務全般をさす。そして、そのほとんどを占めるのが孤独死だ。私たちはいばれ一人になる。孤独死やゴミ屋敷などの壮絶な清掃現場をクローズアップし、死者たちの苦悩に思いを馳せ、特殊清掃人らの生きざまを描き、日本社会が抱える孤独・孤立問題に斬り込んだ渾身のノンフィクション。

目次 : はじめに 人も遺品も“ゴミ”として処理される社会/ 第1章 異常気象の夏は特殊清掃のプチバブル/ 第2章 燃え尽きて、セルフネグレクト/ 第3章 孤独死社会をサポートする人々/ 第4章 家族がいてもゴミ屋敷に向かう/ 第5章 なんで触ったらあかんの?僕のおばあちゃんやもん!/ おわりに 孤独死に解決策はあるのか

【著者紹介】
菅野久美子 : ノンフィクション作家。大阪芸術大学映像学科卒。出版社の編集者を経て、2005年より現職。主に孤独死や毒親、女性の性などの家族問題をテーマにウェブ媒体や書籍の取材、執筆活動を行っている。近年は、同名義で漫画原作も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みじんこ

    先に『孤独死大国』を読んだが、本書は特殊清掃人や孤独死した人の歩みをより掘り下げている。ゴミ屋敷・モノ屋敷状態の家も多く、自分にはとてもできない仕事だと思う。ぼったくり料金をふっかけず、真摯に向き合っている清掃人を知ると少しだけ希望が見える。僧侶の、生前の姿は見られなかったが今感じることはできるという話はまさにその通りで、それぞれに確かな人生があった。終活ビジネスの存在は初めて知り、交流のない親戚の話は迷惑に感じるものやむを得ない面もある。最後にコロナ禍の話も触れているが、こんな社会は病んでいる。

  • jupiter68

    衝撃がないわけではない。人が一人で死んでいく、しかも都会の中で、、。その後の処理業者の話がメインである。だが自分の中で議論がある。誰でも死ぬときは一人である。明日死ぬとかわからないのだから究極全て準備しておくことは不可能。一人で死ぬ自由もあるかもしれない。とはいえ、自宅で亡くなると、遺体処理はじめ日品処理など大家さんや関係者に大きな迷惑をかけることは事実。そしたら、何が正しくて、何をすればいいのか。まったくわからないから。

  • Jam

    様々な理由で今で言う事故物件となってしまった家や部屋を片付け清掃する視点から現代の問題を深掘りする。個人のプライバシー、少子化など人と人の関わりが希薄となった今、他人事ではない死に様。人は強いようで弱い。片付けながらその人の人生を垣間見てしまうとなんともやりきれない気持ちになる。今後増えてゆくだろう孤独死を少しでも減らせたなら、自分や身近にいる人達にどうすればよいのか考えさせられる内容だった。

  • haru

    ネットでさわりを読んで図書館で借りてみた。孤独死予備軍が1000万人いるとか、、、生体反応がなくなったら音が鳴る、とかなんかできんもんかな。  孤独死とゴミ部屋はセットらしい。歩けるのに、仕事も行ってるのに、うちのなかゴミ屋敷で、おむつで生活とかってちょっと意味がわからない。思考がおかしくなるのかしらん。 それにしても特殊清掃の人々には頭が上がらないです。本だからだろうけど、めちゃくちゃいい人たちやん。なんかあったらここに頼みたい!って思いました。

  • やからです

    横尾さん予約しとかなあかんな〜

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