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ルール?本 創造的に生きるためのデザイン

菅俊一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845921447
ISBN 10 : 4845921448
Format
Books
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ルールはあなたを縛るものではなく、この社会で自由に生きるためのもの?
世界の見え方が変わっていく、「ルール×デザイン」入門。

法律や規則、マナー、習慣、自然法則……わたしたちはさまざまなルールに囲まれて生きています。

本書では、日常のさまざまな場面で遭遇するルールの存在や影響を取り上げながら、ルールを「つくる」「使う」「見直す」「更新する」ことでわたしたちの社会をアップデートしていくことを目指します。この4つのサイクルに着目し、ルールはデザインによってどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探ります。

身の回りにあるルールを意識し、自分のこととして関わり、柔軟にとらえ直すことで、ルールとポジティブに向き合うことの大切さと、ルールは私たちの思考や行動を制限するものではなく、この社会で自由に生きるためのものであることを説く、日常をデザインする創造的実践のガイドとなる一冊です。

遊び心と創造力に満ちた、新しい「ルール」本の誕生!

「ルールについての展覧会?!」と大反響を呼んだ、21_21 DESIGN SIGHTの企画展「ルール?展」(2021年)。展示期間中、オンライン予約の取れない展覧会として話題となり、TikTokやInstagramでZ世代の若者たちにも人気を博したあの「ルール?展」が、「本」となって帰ってきた!

展覧会ディレクターの菅俊一・田中みゆき・水野祐による、「ルール」についてさらに深掘りした全編書き下ろしのテキスト+座談会に、宇野重規(政治哲学者)、清水晶子(フェミニズム/クィア理論研究者)、小田原のどか(彫刻家/評論家)、細馬宏通(人間行動学者)、会田大也(ミュージアム・エデュケーター)、木ノ戸昌幸(元NPO法人スウィング理事長)の豪華執筆者による寄稿を加えて再編集・成書化。

【著者紹介】
菅俊一 : コグニティブデザイナー、多摩美術大学統合デザイン学科准教授。認知的手がかりの設計による行動や意志の領域のデザインを専門としており、近年は顔図版による視線を用いた誘導体験や人間の創造性を引き出すための制約のデザインについての探求を行なっている

田中みゆき : キュレーター、プロデューサー。「障害は世界を捉え直す視点」をテーマにカテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画。表現の見方や捉え方を障害のある人たち含む鑑賞者とともに再考する。アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を得て、2022年ニューヨーク大学障害学センター客員研究員。美術評論家連盟会員

水野祐 : 法律家。弁護士(シティライツ法律事務所、東京弁護士会)。Creative Commons Japan理事。Arts and Law理事。グッドデザイン賞審査委員。慶應義塾大学SFC非常勤講師。note株式会社などの社外役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    ルールというものを、こんな風に考えたことがあっただろうか?ルールは守るものという思考が何となくあるし、それはそれでいいのだろうと思う。しかし、この本を読み進めていくうちに、それだけではないと思った。そこで行き当たったのが、ルールリテラシーとルールコンピテンシーのフレーズ。ルールは考え、作り、アップデートしていく。大切なのは、その時の視点・視野・視座。数年前からよく聞く地域共生社会に通じるものがある。

  • Ai

    ルールはコスパがいい。ルールがない自由の中に、ルールが増えて不自由が増えていく。ルールそのものに対する考え方を、読む人に問うとてもおもしろい本だった。

  • iwtn_

    最近の個人的なテーマが協力なので、その一つの手段としてルールというものが気になり購入。また、普段コードを書いているので、ある意味では日頃からルールを作ったり使ったり更新したり見直し続けていると言えなくもない。本書は展覧会のまとめ本なのだが、実際に行っていればよかったなと思える内容だった。展覧会自体はSNSでバズった結果、来場者が増え混乱したらしい。注目が集まるとハックされることが多くなる。そしてルールの明文化もハックを生み出す。ルールは場を支配する。他者との関係を作るものでもある。とても参考になった。

  • n-shun1

    思ったよりワクワクしなかった。読み手である自分の状態のせいだろう。読んでいくうちに説教されているように思えてくるから不思議なものだ。実際に展覧会?にいけば、また感じる世界も違うのだろう。本書によればかなりの盛会だったようだ。生活の中に馴染んでいるルールを意識的に捉えることで新たな認識や工夫、思い込みへの気付きが生まれる。テーブルのこの場所に座るのも自分ルールだけど、それは100%自分で決めているわけではなく環境からガイドされている、なんて話はよくする。個人的にはルールは制約として機能する考え方が好きだ。

  • ツクエカジリ

    うーん…言いたいことはとってもわかる。 制約や制限が創造の源泉になる話もわかるし、 このリスク社会でルールというもんを「道具」として客観的にとらえることの重要性もわかる。 ううん、でもなあ…。 その密度や強度がある閾値を超えてしまった今の社会を思うと、ルールをきれいごとにしすぎじゃないか。 とも思ってしまった。 実際観にいったわけじゃないのでこの本読む限りだけど、ルールのネガティブな側面をダイレクトに体験する企画もあってよかったんじゃないか。と。

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