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鯛と羊 日本と中国、食から見る文化の醍醐味

莫邦富

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759310795
ISBN 10 : 4759310797
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan

Content Description

海洋国家と牧畜国家。魚の国と羊の国。食べ物の違いでここまで文化が変わる。同じ漢字圏に属しながら、文化、生活習慣、文学などまるで違う日本語と中国語。言語の奥行き、広さ、面白さを、食を通して語った文化論。

【著者紹介】
莫邦富 : 作家・ジャーナリスト。1953年中国・上海生まれ。上海外国語大学卒業後、同大学講師を経て、85年に来日。日本にて修士、博士課程を修了。知日派ジャーナリストとして、政治経済から社会文化にいたる幅広い分野で発言を続け、「新華僑」や「蛇頭(スネークヘッド)」といった新語を日本に定着させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ともとも

    中国人は法螺を吹かない。牛の皮を吹くのである。だから余計に注意が必要。 海洋文化と牧畜文化。環境の違いから言語表現も異なるかたちで進化してきた。 その足跡を辿るにはやはり漢字は重宝する。違いがくっきりと浮かび上がるのである。 同じ「魚」という字を見ても、日本は海水魚で中国は淡水魚が食の中心。 文化的背景が異なるから、当然、翻訳不可能な領域が多数。同字異意は当たり前。 価値観は違って当然。生まれる前からの文化的背景があるから、感覚的に食するのを受け付けないものも出てくる。作者は海胆が苦手らしい。 如何に頭で

  • 未来来

    海洋文化の日本と牧畜文化の中国を意識しながら、日本語と中国語の表現の違いについて取り上げています。著者が日本語を学び、翻訳の仕事もしている中国人という事もあり、文化の違いとしては主に言葉を取り上げています。言葉以外にも実際に食べ物に関して日本人や中国人が日常何気無く持っている考え方の違いや贈答に見る違い等も幾つか挙げられています。著者の体験や考察が主。日本人なら知っているだろうという内容が、結構日本人が知らない日本語の部類に入るような気がしました。《大学図書館》

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