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兼好法師『徒然草』 2012年1月 100分 De 名著

荻野文子

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784142230105
ISBN 10 : 4142230107
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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予備校講師として有名な荻野文子先生が解説...

投稿日:2012/02/10 (金)

予備校講師として有名な荻野文子先生が解説されています。今でも学校教科書や入試問題では欠かせない『徒然草』。20分×4回の限られた枠での放送ですので、的を絞って編集されてあり、兼好法師の基本的な考え方が分かりやすく解説されていると思います。専門的な内容はともかく、「日本人としてこれくらいは知っとかなきゃね」という程度の理解は充分補ってくれるのではないかと思います。この「100分de名著」では、“物事を常にひっくり返して見る”というところを主軸に編集していると思われます。荻野さんはご自身でも『徒然草』に関する本を書かれていますがそちらも参考になります。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • としP

    本書の題材である「徒然草」と同じく三大随筆の一つ「方丈記」とは、視点が異なっても主張(暮らしは必要最低限で良い)が似たところがあったのは新しい発見だった。印象深かった箇所をピックアップ。友人:大事なのは「自分はそうは思わない」と反対意見も遠慮なくいい合えること。結婚:通い婚のススメ。会いたいときに時々会う関係の方が、互いに新鮮な気持ちが保たれて、よほど幸せであるに違いない。世間:「何事も、めづらしきことをもとめ異説を好むは、浅才の人の必ずあることなりとぞ。」(子供にキラキラネームをつける親は愚か者だ)

  • 黒頭巾ちゃん

    時代背景を元に「確かなものはひとつとしてない」と「中庸」の思想です。ひとり心静かに生きることを勧め「妻、子供、財産を持たない」としています。人との交わりは心を乱し、あくせく生きることを生を貪っているとしています。人前で知恵をひけらかしたり、目立つことを蔑み、智者は聞かれるまで答えず知らない振りをしろとしています。ひとつの道を極めるを賞賛するがひとつのことしかできないとも笑っています。兼好自身は最低限の衣食住を確保し、代筆等で生計をたてていたようです。今ならフリーターですね(^^)生に執着しないことですね

  • ikedama99

    毎朝少しずつ読み進めた本。古典の授業で読んだきりの文章が多かったので、思い出す楽しみもあった。でも、教科書での取り上げたのは、徒然草のごく一部でしかないことがよくわかる。これは、原文とわかりやすい現代語訳に触れるのがいいなと思った。解説も、癖はあるがわかりやすいので、出だしとしては良い本だった。

  • たろう

    ブッダに続き読んでみる。古文は少し苦手。作品名と作者名のみの知識。木登り名人の話が徒然草だったと知らなかった。無意識に現代の吉田兼好を目指していたのかもしれない。面白かった。

  • けん

    のんびり生きればいいよ的なイメージの本だと思っていたが、全然違った。日常の物事を多角的に捉えて、作者なりの解釈を付けている。 鋭い感性を持った人が、自分のこだわりを気ままに書き綴った、アーティスティックなエッセイというイメージに変わったのが発見だった。 より詳しく本の内容を知りたくなった。

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