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マイナ保険証の罠 文春新書

荻原博子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166614226
ISBN 10 : 4166614223
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

7000件以上の誤登録、医療現場でのシステム障害など、トラブル続きの「マイナ保険証」。2024年秋には、現行の健康保険証は使えなくなる―。情報流出のリスク、情報弱者切り捨てなど、政府を挙げて暴走するDX政策の罠を利用者の目線でわかりやすく解き明かす。

目次 : 第1章 「マイナンバーカード」の正体/ 第2章 マイナンバーカードは本当に安全か?/ 第3章 マイナ保険証のどこが「便利」なのかわからない!/ 第4章 頭を抱える医療の現場/ 第5章 介護現場は悲鳴をあげている/ 第6章 健康保険証の廃止で、医療崩壊が始まる/ 座談会 「健康保険証」廃止の撤回を!―全国保険医団体連合と語る

【著者紹介】
荻原博子 : 1954年長野県生まれ。経済ジャーナリスト。大学卒業後に経済事務所勤務を経て、1982年にフリーのジャーナリストとして独立。難しい経済の仕組みをわかりやすく解説することに定評があり、家計経済のパイオニアとして活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゅうと

    本書は、マイナンバー制度、特にマイナ保険証に焦点を当て、その問題点を分かりやすく解説しています。政府の強引な政策推進に対する批判的な視点が強く、読者によっては意見が偏っていると感じるかもしれません。しかし、情報漏洩や個人情報保護などの問題点について、改めて考えさせられる一冊です。 マイナンバー制度の導入は、社会のデジタル化を推進する上で重要な一歩ですが、その一方で、様々な問題点も抱えています。本書を読むことで、これらの問題点を理解し、今後の制度設計や運用について考えるきっかけになるでしょう。

  • ごへいもち

    本当に腹の立つことばかり

  • majimakira

    学び用。マイナンバー制度とマイナ保険証がなし崩しで一体として進んでいることのイマイチさ、そして相変わらず親方日の丸的に群がるSIerとズブズブ関係になる行政システムの発注・構築形態に嫌気がさす。また、医療情報の秘匿性に鑑み、行政DXにおいて一定の慎重さが必要とされることも改めてよく理解できた。一方で、世代間のデジタル格差は、この領域のみならず最適解を見つけなければならぬ問題であり、本件の拙速さを否定する理由にはすべきでないと思う。実際著者も諸外国の関連する取り組みを学ぶべき先進事例の一つとして挙げている。

  • ルル

    マイナンバーカードに限らず、そして官民問わず、何事かさせたい時に思惑通り進むよう言葉を巧みに操作して、あたかもすべきだ、するのが当然だ、というような「書き方」「示し方」は良くないと感じる。最終的に「書いてあります」と責任のがれを目的に示すのでははく、伝わる表現を目的に示すことが大切ですね。

  • リョウ太郎

    問題の本質をとても分かりやすく解説してくれています。 私はたまたま健康で病院にもほぼ行かないので制度の欠陥を想像する力が足りていなかったと反省してます。 何とかならんかなぁ。今後のニュースにもしっかり注目していきます。

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