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ISBN 10 : 4796703225
Content Description
ストア派の宇宙論、キリスト教の救済、近代科学における自然の秩序―「経済」という概念が担ってきた歴史的機能を辿りながら、現代の経済が不可避的に抱え込む危機の本質を解明する。
目次 : 序章 「信」が揺らぐとき/ 第1章 経済とは何か?(「経済」の原景/ 「経済」と超越/ 「経済」と道徳)/ 第2章 経済学の「エコノミー」(古典派経済学のエコノミー/ 近代経済学の「革命」/ 資本による急き立て―近代経済学の「エコノミー」)/ 第3章 「自由な主体」のエコノミー―「経済」の規範性について(経済学と規範性/ カントにおける自由と規範/ 理念への跳躍とその欺瞞―カントと経済学)/ 第4章 声なき声の経済学(ヘーゲル:主人と奴隷の弁証法/ ラカン:四つのディスクール/ 響きの経済学)
【著者紹介】
荒谷大輔 : 1974年生まれ。東京大学人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、江戸川大学准教授。専攻は哲学/倫理学。2008年から2010年までフランス国立科学研究センター(CNRS)社会経済融合領域研究所(IRISES)客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Zensohya
読了日:2022/03/20
葉
読了日:2014/11/13
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