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資本主義に出口はあるか 講談社現代新書

荒谷大輔

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065170168
ISBN 10 : 4065170168
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ネオ・リベラリズムのその先に、新しい社会はありえるだろうか?この社会だけが、人間が生きる社会の最適解ではない。本当の「自由」と「平等」を、ゼロ地点から立ち上げる社会の実現へ。

目次 : 序 社会って、こういうもの?―ゼロから社会を見直すこと/ 第1章 この社会はどんな社会なのか―「右/左」の対立の本質/ 第2章 いまはどんな時代なのか―「ロック/ルソー」で辿る近現代史(「ロック/ルソー」の揺れ動きとしての近現代史/ アダム・スミスの道徳論 ほか)/ 第3章 いま社会で何が起きているのか―ネオ・リベラリズムの「必然性」(戦後国際秩序の成立:モンロー主義の普遍化/ 国際連合とアメリカ ほか)/ 第4章 資本主義社会の「マトリックス」を超えて(共通の前提:「我思う、故に我あり」/ 「私」という罠 ほか)

【著者紹介】
荒谷大輔 : 1974年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、江戸川大学基礎・教養教育センター教授・センター長。専門は、哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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自由、平等についてのロックとルソーの違い...

投稿日:2021/06/21 (月)

自由、平等についてのロックとルソーの違いを説明したあと、ロック的な社会に対するルソー側からの試みを軸にわかりやすく近現代史をまとめています。 「専門家」からみてどうなのかはわかりませんが、非常にわかりやすく、説得力があります。頭の中に整理しきれてなかったことが綺麗にまとめられたような読後感です。 「専門家」に対する筆者のぼやきなどもありますが、全体的に丁寧で読みやすい本でした。

一ユーザー さん | 不明 | 不明

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