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ひと・もの・知の往来 アジア遊学 208

荒木浩

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585226741
ISBN 10 : 4585226745
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ことばや造形、信仰のなかにあらわれる西域のひびき。アジア全域にさまざまなインパクトをもたらした仏教東漸。これらの文化の融合と展開の基盤には、道であり、システムとしてのシルクロードの存在があった。西域という場とそのイメージ、そして伝播の媒介となる「道」を焦点化し、諸領域の知見より、ひと・もの・知のクロスロードを描き出す。

目次 : 1 西域のひびき(小野篁の「輪台」詠/ 敦煌出土『新集文詞九経抄』と古代日本の金言成句集/ 曹仲達様式の継承―鎌倉時代の仏像にみる宋風の源流/ 端午の布猴/ 中世初期のテュルク人の仏教―典籍と言語文化の様相/ 『アルポミシュ』における仏教説話の痕跡/ 『聖母行実』における現報的要素―『聖母の栄耀』との比較から)/ 2 仏教伝来とその展開(天界の塔と空飛ぶ菩提樹―“仏伝文学”と“天竺神話”/ 長谷寺「銅板法華説相図」享受の様相/ 『大唐西域記』と金沢文庫保管の『西域伝堪文』/ 玄奘三蔵の記憶―『玄奘三蔵絵』と三宝伝来との相関/ 遼代高僧非濁の行状に関する資料考―『大蔵教諸仏菩薩名号集序』について/ 投企される“和国性”―『日本往生極楽記』改稿と和歌陀羅尼をめぐって/ 海を渡る仏―『釈迦堂縁起』と『真如堂縁起』との共鳴/ 文化拠点としての坊津一乗院―涅槃図と仏舎利をめぐる語りの位相)

(「BOOK」データベースより)

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