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ライフステージを通しての「医療的ケア」 「医療的ケア児支援法」の成立を受けて、現場の声を聞く!

荒木敦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863423640
ISBN 10 : 4863423640
Format
Books
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「医療的ケア児支援法」の成立から2年、あらためて「医療的ケア」とは何か? 歴史から紐解き、就学前、学童期、卒後までのライフステージを通しての問題点と課題を明らかにする。
「切れ目なく行われる支援」「地域にかわらず等しく適切な支援が受けられる施策」が謳われているが、保育所や学校だけでなく、卒業後から高齢期とライフステージを通しての支援が求められる。

プロローグ「医療的ケア児支援法」の成立を受けて──あらためて「医療的ケア」とは
1.「医療的ケア」の歴史とNPO法人医療的ケアネット
2.「第3号研修」の現状と問題点      

第1部 就学前の医療的ケア児と家族を支える
1.切れ目のないケアをめざして──京都市における就学前の現状と課題
2.医療的ケア:保育所・こども園での受け入れ─兵庫県/神戸市の現状と課題
3.豊田市におけるインクルーシブ保育の取り組み
─重症心身障害児および医療的ケア児への保育
4.児童発達支援事業所(重心型)における医療的ケアの取り組み
5.共に生きるインクルーシブ保育の実践?Yくんの世界の広がり

第2部 学齢期の医療的ケアと学校現場の実状
1.特別支援学校での医療的ケアの現状と課題    
2.特別支援学校での看護師の役割  丹黒一寿子(大阪府立交野支援学校学校看護師)
3.豊中市立小・中学校における医療的ケア児支援の取り組み
4.医療的ケア児を中心とした放課後等デイサービスの取り組み
5.訪問看護ステーションから見た医療的ケア

第3部 卒業後、大人の暮らしと医療的ケア
1.大人の暮らしと医療的ケア─医療的ケア児支援センターの立場から
2.切れ目のないケアをめざして、卒後の問題
3.卒業後の居場所と医療的ケア
4.筋ジス病棟からの地域移行の実際
5.本人の意思確認・意思疎通が難しいとされる人の家族の立場から
6.卒業後、大人の暮らしと医療的ケアの課題

【著者紹介】
荒木敦 : 大阪旭こども病院院長(小児神経医師)・NPO法人医療的ケアネット理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たっきー

    医療的ケア児に対する支援の実践報告や医療的ケア児支援法が2021年に施行されてからの課題等。法が施行されたからといって支援が進むわけではなく、実際には支援をする人手が必要。まだまだ人材が不足しているし、そのためには充分な報酬がないと支援は進みづらいだろうなと思った。先進的な取組みをされているところには頭が下がる。盲点だったのは、医療的ケア児支援法はあくまで児童についてだけ行政が支援の責務を負うことになっている。成人は対象外。法の名前からしてそうなのだけれど、頭の中ではあまりその区別をしていなかった。

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