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ISBN 10 : 4794970765
Content Description
海外に出かけテロリストの人質になると「自己責任」が叫ばれる一方、甲子園球児の不祥事が発覚するとそのチームが不出場となるように「連帯責任」の縛りも強い。若者は、社会から同時に押しつけられる2つの「責任論」とどう対峙すべきなのか?自由に生きる道はあるのだろうか?丸山眞男、和辻哲郎、高橋哲哉、加藤典洋、ロールズ、アレント、レヴィナスらのテクストを読み解きつつ、日本社会における匿名性の可能性と限界について考察するフリーター系社会超批評。
目次 : 序 ウーティスという責任/ 第1章 日本の無責任/ 第2章 間の熟読者たち/ 第3章 ペルソナの逆説/ 第4章 演劇モデルを反駁す/ 第5章 匿名の現代思想/ 第6章 正義と第三者/ 第7章 そしてヴェールへ/ 第8章 楽しいテクスト論
【著者紹介】
荒木優太 : 1987年東京生まれ。在野研究者(専門は有島武郎)。明治大学文学部文学科日本文学専攻博士前期課程修了。Web媒体を中心に、日本近代文学関連の批評・研究を発表している。2015年、「反偶然の共生空間―愛と正義のジョン・ロールズ」が第59回群像新人評論賞優秀作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さえきかずひこ
読了日:2019/03/27
shouyi.
読了日:2021/06/20
糸くず
読了日:2020/10/16
古戸圭一朗
読了日:2019/03/13
Mealla0v0
読了日:2019/03/09
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