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紛争から読む世界史 あの国の大問題を日本人は知らない だいわ文庫

荒巻豊志

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479320975
ISBN 10 : 4479320970
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ウクライナ侵攻、ガザ戦闘、歴史認識問題、陰謀論…「なぜ」と「流れ」をイッキ読み。ニュースの読み方が学べる。本当の論点が見えてくる。超実力人気講師だから書けた、これだけは知っておきたい世界情勢。ここが日本人の知的弱点!

目次 : 第1章 世界大戦から世界内戦へ(主権国家体制の成立/ 環大西洋革命とナショナリズムの登場 ほか)/ 第2章 植民地独立の光と影(アフリカの紛争/ 東南アジアの紛争/ 南アジアの紛争/ 日本が抱える3つの問題)/ 第3章 帝国解体の余波(オーストリア=ハンガリー二重帝国の崩壊/ ソヴィエト帝国の崩壊/ オスマン帝国の崩壊/ 解体しない中華帝国)/ 第4章 ヨーロッパにおける歴史認識紛争(バルト三国の歴史認識をめぐる問題/ オーストリアの歴史認識をめぐる問題/ イタリアの歴史認識をめぐる問題/ フランスの歴史認識をめぐる問題/ ドイツの歴史認識をめぐる問題)/ 第5章 「民主主義」対「権威主義」(民主化の3つの波/ カラー(色)革命 ほか)

【著者紹介】
荒巻豊志 : 1964年福岡県生まれ。1988年東京学芸大学卒業、1990年松下政経塾卒塾。現在は東進ハイスクールで「東大世界史」を担当し、「受験世界史に荒巻あり」といわれる超実力人気講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • リョウ

    紛争を理解するには、現在のことだけではなく過去からの流れを通して知らなければ理解することはできない。予備校講師らしく、地図をふんだんに使って過去の流れを整理することができる。

  • 於千代

    思ったよりも良い本だった。世界各地の紛争の背景にある歴史的経緯を、簡潔かつ分かりやすくまとめている。 当然この一冊ですべてを理解できるわけではないが、各地域ごとに手に取りやすい参考文献が紹介されており、気になった地域についてさらに深掘りできるようになっているのが親切。 「とりあえず世界の紛争について知りたい」という人が、最初に手に取る本としてとても良いと思う。

  • Shigenori

    『欧米では中国内の人権問題といえば、内モンゴル、チベット以上にこの新疆ウイグル自治区のことが取り沙汰されます。それはウイグル人は世界の各地にいて欧米諸国の政府へのロビー活動が活発だからです。』ウクライナやイスラエルはもちろん、アフリカ、アジア、ヨーロッパ各地に未だ存在する様々な紛争の歴史をまとめたもの。そりゃいくらなんでもまとめ過ぎでしょ、という部分も見受けられるが、全世界の紛争を文庫一冊でと考えれば十分納得の内容。「おわりに」にも書かれている通り、より深く広く歴史を学ぶきっかけとして、うってつけの一冊。

  • 青と緑

    あまりに激動な昨今の世界情勢を目の当たりにして、どうしてこんなことになっているのか知りたいという気持ちが強く、この本も手にとってみた。まさに今読むべき本だった。国民国家を建設するためには、共通の記憶としての「歴史」が必要。そのために国や時代によって歴史は修正されたり忘却されたりもする。しかし実際は、世界で起こっていることに「こうだからこう」と分かりやすいストーリーをつけることなんてできない。複雑なパズルのようなものだ。そのことをしっかり認識し、日本や世界の動きを見ていかなければならないと思わされた。

  • バツ丸

    ★★★★☆。東進HSの講師として著名な人物による「紛争」を通して読み解く世界史通史。著者の出自やかわいい表紙から簡易な入門書かと思いきや、浅く広くはあるが、非常に丁寧に且つ気持ちの入った解説満載の重厚骨太な内容に圧倒される。今は過去から繋っているし、人の活動や文化には各々意味がある。今までに生じた紛争や現在の国家民族対立の根幹が良く理解できる。これらの殆どの問題が帝国主義国による支配に端を発していることに怒りしかない。全体通して著者の怒りや嘆きが強く伝わってくることが、類書との決定的な違いであり美点。見事

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