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抱きしめて看取る理由 -自宅での死を支える「看取り士」という仕事-ワニブックスplus新書

荒川龍

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847061165
ISBN 10 : 4847061160
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan

Content Description

現在、亡くなる人の約75%は病院で最期を迎えている。しかし人生最期の2週間程度は自宅で家族と過ごし、大病院のうら寂しい裏口ではなく、狭くても自宅玄関から肉親を堂々と送り出したいと考える人たちが近年増えている。背景には病院のベッドで寝たきりで、口さえきけない状態で生かされつづける延命治療への生理的な嫌悪感があることは間違いない。自宅での看取りを本人や家族から依頼されて余命告知から納棺までに寄り添い、本人の死への恐怖をやわらげ、家族の不安に対応する「看取り士」という人たちがいる。

目次 : 序章 温かくて幸せな死の時間をつくり出す人たち/ 第1章 「いのちのバトン」を受けとる/ 第2章 親を看取って受けとったもの/ 第3章 誰でも学べる幸せな死に方と看取り方/ 第4章 私が看取り士になった理由/ 第5章 「残念な敗北」から「大切な締めくくり」へ/ 終章 「看取り」から「MITORI」へ

【著者紹介】
荒川龍 : 1963年大阪生まれ。韓国の延世大学で1年間韓国語を学んでから帰国して大学卒業後、週刊誌の記者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kentaro

    自宅での見取りを本人や家族から依頼されて、余命告知から納棺まで付き添い、本人の死への恐怖を和らげ、家族の不安に対応する人たちがいる。看取り士という人たちだ。 看取り士の仕事は、余命宣告を受ける前後から始まり、その遺体が納棺される前まで続く。 その間、本人や家族に寄り添い、長い場合で三ヶ月、短いと二週間程度、本人の様子を見ながら定期的に訪問します。その過程で、本人や家族に命のバトンを受けとるという死生感を説明しながら、本人が幸せに逝く、そして家族が幸せに看取るために最善を尽くします。

  • ニッシャ

    題の通りです。死生観が変わります。素晴らし人生の終わり方。 星4つ⭐️⭐️⭐️⭐️

  • 著者は韓国の大学で1年間語学学習したらしい。古くて新しい看取り士という仕事。医療機関で死亡する人は増加傾向で、自宅で息をひきとる人は減少傾向。人にはそれぞれ違った最後がある。そこには家族愛の素晴らしさがさまざまな例が挙げられている。いつかの本で、人は生まれた時に自分が泣いて周りが笑い、自分が死ぬ時は自分が笑って周りが泣く、という言葉を思い出した。

  • かな

    大切な人たちの不幸が続いた11月の本。もし肺炎になって、祖母のように痰が絡まって苦しい状態になるのならわからないけど、できることなら私も自宅で、大好きなものに囲まれて死にたい。1人でもいいから。

  • メリーポピンズ

    「看取り士」自宅での看取りを支える人。そういう仕事を考えたんやね、病院で亡くなるのはあまりに本人本位でないからー。凄いなと思う、でも実際1時間8千円で時間を気にせずに来てもらえるのか?やっぱり安らかな死にはお金がかかる。高いか安いか分からないけど…残念なのはライターが聞き取りをして書いてるんだけど、又聞きなどで読み取りづらかったわ

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