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太平洋海域世界 -20世紀 岩波講座 世界歴史

荒川正晴

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000114295
ISBN 10 : 4000114298
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今からおよそ三三〇〇年前、人類が地球上で最後に足を踏み入れ、適応と改変を重ねてきた太平洋のただなかの遠隔の島々。考古学、移民/植民、ジェンダー、そして日本とのかかわりなど多彩な切り口でこの太平洋海域世界の歴史に迫り、「歴史・歴史学の営みとは何か」という大きな問いを再考する。

目次 : 展望(人、島、海、出遭い―太平洋海域世界史の困難と可能性)/ 問題群(太平洋世界の考古学/ ヨーロッパ人との初期接触から新たな太平洋島嶼世界の生成へ/ 移民国家オーストラリア―流刑植民地から多文化社会へ/ ハワイの内側から見るハワイ史/ 先住民マオリのアオテアロア・ニュージーランド史/ パプアニューギニア史におけるホモソーシャルな政治と女性たち)/ 焦点(フランス領ポリネシアの歴史/ 民族の対立と統合への可能性からみたフィジーの二〇世紀の歴史/ ソロモン諸島史にみる社会運動の系譜―植民地期からポスト紛争期まで/ 太平洋分割のなかの日本の南洋群島統治―委任統治と「島民」の創出/ 小笠原諸島史)

【著者紹介】
中野聡 : 1959年生。一橋大学学長。アジア太平洋国際史

安村直己 : 1963年生。青山学院大学文学部教授。ラテンアメリカ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ポルターガイスト

    太平洋地域はどうしても歴史学の蓄積が少なく,歴史そのものも近代以降の記述が厚くなる分,歴史総合の授業とはマッチしやすいのではないかなあと思って読んだ。やはり寄せ集め感はあるが,この分野の問題群を捉える分には有用だった。日本・沖縄・南洋諸島の結びつきとか絶対授業化はしやすいと思うんだなあ(それをやるだけの時間があればだが。修学旅行先が南の島だったりしない限りはね)

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